連日30℃超えの猛暑!赤ちゃんに靴下ははかせるべき?
そもそも、靴を履かない赤ちゃんに靴下をはかせる理由って何だと思いますか?
答えは、保温です。
体温調節機能が未熟な赤ちゃんに、外出時に靴下をはかせることで体温を適温に保つことができます。
そんな赤ちゃんの平熱は36~37.5℃の間です。
大人よりも少し高いくらいですが、手のひらや足の裏から放熱して体温調節をしています。
足を触って冷たくなっていると不安になりますが、お腹や背中が暖かければ問題はありません。
そのため、30度も超える猛暑ともなると、外にいる時は赤ちゃんだって暑いものです。
猛暑の中で靴下を履かせたままにすると、足に熱がこもりすぎてしまい、体温が上がってうつ熱や呼吸が止まってしまうSIDS、脱水症状などに陥りやすくなるので、靴下は不要です。
夏日の適温は26~28℃、冬場は22~23℃と言われているので、猛暑日のお出かけには、冷房がガンガンの部屋に入った時のための靴下を持ち歩くくらいが良いでしょう。
真夏のお昼寝・就寝時に靴下は?
真冬でもお昼寝をする際、もしくは就寝する際におふとんをしっかりとかけるので、十分に保温されていると言えるでしょう。
さらに、眠っている際には、体温が急激下がることはないので、基本的に靴下は不要です。
猛暑で冷房を付けた部屋で寝かせる場合は、必要なのではと思いがちですが、自宅であるなら赤ちゃん向けの温度設定を行えば、靴下は不要です。
猛暑の真夏、エアコンはどうする?
赤ちゃんに適したエアコンの温度設定は、外気との差がマイナス5℃程度です。
ただし、先ほども言ったとおりに夏場の赤ちゃんの適温は26~28℃なので、それよりも室内の温度が暑い時に使用するようにしましょう。
さらに、赤ちゃんは床に近い場所に寝かせることが多いでしょう。
エアコンの冷気は低い位置に溜まりがちですので、調節したい温度よりもエアコンの設定温度を2度ほど高くしておくと良いでしょう。
また、冷気が直接赤ちゃんにあたらないように気を付けてくださいね。
赤ちゃんは体温調節が苦手なので、暑い外から帰って来た際には、汗をかいている赤ちゃんの服を着替えたり、体をふいたりしてから冷房をつけるようにしましょう。
そうしないと、急激に体温が下がってしまい、風邪をひきやすくなります。
お店などに行く場合は、着替えを用意しておくのも手だと思います。
寒くないように、靴下や一枚上着を用意しておくのも良いでしょう。
ベビカム「夏のおでかけ 赤ちゃんの熱中症対策」