品川神社例大祭では様々な神輿が見られる!
このお祭りの目玉は何といっても、本社大神輿(千貫神輿)です。
1884年に建造されたもので、徳川家光が寄付した神輿をもとに制作されたもので、1924年までは毎年登場していましたが、現在では皇室の慶事の時のみ登場します。
でも、毎年みられるのが、本社中神輿です。
お祭り最後の日に行われる「神幸祭」で登場し、赤いお面が神輿にくっつているのが特徴です。
このお面は、凶作が続いて疫病に苦しんでいた際に神のお告げで取り付けられたもので、家々の幸福を祈願しているんだそうです。
他にも多くの神輿を見ることができます。
町会の大人御輿や子供神輿なども登場しますよ。
独特な神輿の担ぎ方、「城南担ぎ」とは?
北の天王祭での神輿の担ぎ方はとっても独特で、城南担ぎと呼ばれています。
横に三重に並ぶ担ぎ手が左右で向かい合って並び、一歩進んでは押し返して戻ってまた進むという蟹の横歩きのような、牛が暴れるような動きで蛇行して進みます。
この動きは、もともと漁師町だったために、波にもまれる船を表していると言われます。
さらに、掛け声がなく太鼓と笛の音が鳴り響く「品川拍子」のテンポも特徴的です。
神輿にくくりつてある馬の革で作られた太鼓と神輿のサイドに並ぶ笛の演奏者とで奏でられます。
【Full HD1080p】平成28年 北の天王祭 日曜前編 品川神社宮出~中神輿発御
品川神社例大祭といえば品川神社を登る神輿!
お祭り期間中、最も注目してほしいのは神輿渡御と宮入です。
宮入では、品川神社までの53段の急な階段があり、この階段を上る姿が一番の見どころとなっています。
神輿渡御を見るには?
なので、神輿渡御を見たい方は、お祭り2日目の16時半ごろからか、お祭り3日目の14時ごろから八つ山陸橋から品川神社までの国道両側の歩道で待機していると良いでしょう。
階段を上る姿を見たい人は品川神社付近で待つ方が良いと思います。
子供の神輿渡御と宮入のスケジュール
ちなみに、子供の神輿渡御と宮入は、お祭り2日目の14時半ごろからで、八つ山陸橋から品川神社までの国道両側の歩道で待機していると良いでしょう。
お祭り1日目は19時頃から品川神社内で祭典が行われるそうなので、気になる方はこちらにも足を運んでくださいね。
平成28年 品川神社例大祭 本社中神輿 日曜午後
お神輿は地元民じゃなくても担げる?半纏は貸してくれる??
北の天王祭では関東近県から多くの担ぎ手が集まって本社大神輿が担がれます。
2トンという重さなので、地元だけじゃなく広く多くの人に参加してもらう必要があるのでしょう。
ただ、上記でも話した通り、この本社大神輿は特別な時だけの登場なので、通常の神輿の際に参加できるかは不明です。
なので、半纏も貸し出しかどうかちょっと分かりかねますが、大抵の場合は5,000円程度のお金を参加料として出して購入することが多いと思います。
品川神社へのアクセス方法
公共交通機関:JRの「品川」から京浜急行本線「新馬場」北口から徒歩1分
電車で行くことができるスポットなので、車よりも電車での来場をお勧めします。
【 Full HD 1080p 】平成30年品川神社例大祭_小関・御殿山町会神輿渡御