梅雨で困るのは「髪が広がること」!
まず、そもそもなぜ梅雨の時期に髪が広がってまとまりにくくなるのか、理由から見て行きましょう。
梅雨に多いのは湿気です。
この湿気には水分が多く含まれており、この水分がキューティクルがはがれた傷んだ髪の隙間から入り込み、髪の毛の中にあるコルテックスというたんぱく質に溜まって、髪の毛が膨張してしまうんだそうです。
髪の毛が膨張することで、髪のボリュームが出てしまい、ひろがってまとまるにくくなるのです。
また、天然パーマの人の場合は、梅雨にはうねりがひどくなりますよね。
これも水分が髪の毛に蓄積されて膨張してために起こるのですが、膨張したコルテックスの結合が切れ切れになることでずれてしまい、髪の毛のうねりが激しくなるんだそうです。
ちなみに、広がらずに髪の毛がぺしゃんこになって、ボリュームを失う人は、もともと、髪の毛が細い人で、水分を吸収して、髪の毛が重くなったことでふわっとボリュームがあったのがべしゃっと潰れるんだそうです。
梅雨の髪の広がり、矯正縮毛・ストレートパーマしか解決策はない?
髪の毛が梅雨の時期に広がるのを防ぐために、天然パーマの人は、よくストレートパーマをかけたりしますね。
中には、もっと確実な矯正縮毛を行う人もいますが、矯正縮毛の場合は半永久的に髪をストレートに溜まってくれますが、とっても強い薬品なので、肌に合わない人もいますし、髪が傷んでボロボロになることもあります。
もちろん、これらのパーマはお金もかかりますね。
もともと、クルクルの髪が嫌な人なら矯正縮毛はとても良い解決策でしょう。
でも、さほどひどくないのに、ストレートパーマをかけて、不自然なストレートヘアーになっちゃう人がいますよね。
客観的に見て、あまりよい解決策には見えません。