夏越の祓、京都で人気の神社3選!
次に京都で人気のある夏越の祓を行っている神社をまとめましたので、関西方面の方は行ける場所がないか、ぜひチェックしてみてください。
北野天満宮
菅原道真公をお祀りしている全国の天満宮や天神社の総本社であり、誰もが聞いたことがあると言ってもおかしくない北野天満宮ですが、ここでも夏越の祓が行われています。
本殿正面に設けた「茅の輪」の前で16時より神事を執り行い、神職とともに「茅の輪くぐり」を行って、日常無意識のうちに心身に付着した罪や穢れを祓い浄め、無病息災を祈願します。
尚、御社頭では引き続き直径7~8センチの小型の「茅の輪」を授与しています。
開催日:6月30日(金)
初穂料の目安:350円より
住所:京都市上京区馬喰町
公共交通機関:JR京都駅より市バス50・101系統
JR・地下鉄二条駅より市バス55系統
JR円町駅より203系統
地下鉄今出川駅より市バス51・102・203系統
京阪出町柳駅より市バス102・203系統
京阪三条駅より市バス10系統
阪急大宮駅より市バス55系統
阪急西院駅より市バス203系統 いずれも北野天満宮前下車すぐ
公式サイト:
貴船神社
貴船神社の夏越の祓は水神(貴船川)に人形を流してけがれを祓うというのが魅力で、6月30日(金)15時から行われます。
初穂料の目安:200円
貴船神社 夏越の大祓式 / Kifune Jinja / 京都いいとこ動画
住所:京都市左京区鞍馬貴船町180
公共交通機関:最寄り駅 叡山電車「貴船口」駅
※貴船口駅下車、京都バスに乗り換え「貴船」下車
※貴船口駅から徒歩の場合は約30分(2km)です
最寄りのバス停:京都バス(33番)「貴船」
※貴船下車、貴船神社までは徒歩約5分です
公式サイト:
城南宮
本殿と拝殿の間に設けられた「茅の輪」をくぐり抜け、さらに半年間の罪や穢れを移した人形(ひとがた)を「禊(みそぎ)の小川」に流して心身を清め、無病息災を祈願します。
「茅の輪くぐり・人形流し」
6月24日(土)~30日(金)午前9時~午後4時
参加自由
「夏越の祓」
6月30日(金)午後3時
日数に余裕があるので行きやすく、30日はどうしても都合が悪いけれど……という方にも人気ですね。
初穂料の目安:自由
住所:京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
公共交通機関:近鉄・地下鉄竹田駅から徒歩で15分。近鉄・地下鉄竹田駅から市バスで5分「城南宮東口」から徒歩で5分。JR・近鉄・地下鉄京都駅八条口からR’EXバスで15分
「油小路城南宮」から徒歩で5分(※土日祝は「城南宮」徒歩2分)
公式サイト:
夏越の祓で食べる和菓子の名前は?
最初に少しお話しましたが、夏越の祓の和菓子として「水無月」というお菓子があります。
宮中では「氷の節句」という、氷を口にして夏の健康を祈るという儀式があったのですが、昔の人にとって夏場の氷というのは到底手が出せない高価なものでした。
そこで氷の形(三角形)のお菓子の上に厄除けの小豆を散らし、そのかわりとしたのです。
現在は神社で振る舞われることもありますが、和菓子として定着しているので和菓子屋さんなどではほとんどの場所で買えると思います。
またもっとお手軽にスーパーなどでも見かけますので、夏越の祓に行けない場合もこういった場所で簡単に夏越の祓の雰囲気を味わうのも良いのではないでしょうか?
参照サイト:
まとめ
「夏越の祓」はあまり聞いたことがなくとも、6月の和菓子としての「水無月」なら聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
水無月は庶民の和菓子として広まり、今も和菓子屋さんなどでお手軽に買えますが、やはり多く作られているのは6月です。
今まで食べたことがなかった方も、ぜひこの機会に一度食べてみて、また夏越の祓にも参加してみてくださいね!