京都嵐山の5月といえば「三船祭り」!どんなお祭り?
三船祭りは毎年5月の第3日曜日に開催されることになっています。
開催日:2023年5月21日(日) ※雨天時の決行は未定
行列12:30 神事・船遊び13:00~15:00
となっています!
「船遊び」なので雨天の場合はやっぱり中止になります。
なんとしても雨が降らないことを祈るしかありませんね……。
関連サイト:
お祭りの様子については動画で見ていただくのが一番ですので、ぜひこちらの動画もご確認くださいね!
京都嵐山三船祭2016
三船祭りは車折神社の例祭の延長神事として、昭和3年から始まったお祭りです。
「嵐山の大堰川で平安時代の船遊びを再現する」という華やかなお祭りで、船の上で様々な伝統芸能が披露されたり、清少納言に扮した女性を見ることも出来ます。
この清少納言に扮する女性は地元関係者の公募によるもので、こういった意味でも地元の方にとって特別なお祭りですね。
来場者は5万を越しますので、一日だけの行事と考えると混雑もかなりありそうですね。
詳しい日程も載せておきますので、事前に確認して出来るだけ混雑に巻き込まれないようにしておきましょう!
当日のスケジュール
午後12時30分頃~ 中之島公園より『参進行列』
(神社からの行列はございません)
午後1時頃~午後3時頃終了 嵐山の大堰川(渡月橋上流)にて『神事・船遊び』
船遊びと奉納行事一覧
御座船:清少納言に扮した女性などによる扇流し奉納
龍頭船:「いちひめ雅楽会」による雅楽、舞楽奉納
鷁首船:「日本今様謌舞楽会」による今様奉納
また「御伴船」という御座船の随侍船が複数出船し、そのうちの一船は山本本家による神酒の奉納があります。
遊覧船やボートで観覧することも可能ですので、興味を持たれた方は嵐山通船にお問い合わせしてみてくださいね!
三船祭りといえば「扇流し」!その美しさに目をうばわれます!
三船祭りと言えばやっぱり「扇流し」の印象が強く、どういったものなのかも知りたい部分ですよね!
まずは雰囲気だけでも見るため、動画をご確認いただければと思います!
車折神社三船祭扇流し2011-05-15 嵐山
動画で見るだけでも、優雅できれいな光景であることが分かりますね!
扇流しはその昔、足利尊氏公が嵐山近くの天龍寺へ参詣した際、お供の童子が誤って川に扇を落とし、その川面を眺める優美な光景を大層喜ばれたことから始まっています。
清少納言に扮した女性や舞妓さんなどが優美に扇を流す光景は、見ているだけでも楽しめそうですね!
扇流しが行われるのは船遊びの時間なので、13時から15時となります。
また扇を川岸で受け取ろうとしている方も多く混雑はどうしても避けられないので、清少納言の姿をしっかり見たいという場合はかなり早くから良い場所を確保しておく必要があると思います。
また先程もお話しましたが遊覧船やボートの観覧もありますので、こちらのほうが川岸で無理して見るよりもゆっくり過ごせるかもしれません。
とはいえ当然予約も早く埋まってしまいますので、もし遊覧船などに乗ってみたい場合は早めのお問い合わせをおすすめします!
また献茶・拝服席(野点席)が11時から15時半まで(お茶券の発売は15時まで/600円)やっていますので、こちらでゆっくり眺めるのも良いと思います!