石川県七尾青柏祭2023!曳山などみどころ完全ガイド!

5月のお祭り
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石川県の5月といえば「青柏祭」!どんなお祭り?

石川県七尾市で開催される青柏祭は、毎年、GW真っ只中の5月3日から5月5日の3日間で開催されます。

青柏祭は、大地主神社を中心に開催される例大祭で、石崎奉燈祭、七尾祇園祭、七尾港まつりと共に七尾四大祭として知られています。

なお、この青柏祭は国の重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されているすごい物なんです。

開催概要

令和5年度青柏祭

開催日:2023年5月3日(水・祝)~5月5日(金・祝)

住所:〒926-0000 石川県七尾市市街地中心部

電話番号:0767-53-8424(七尾市観光交流課)

関連サイト:

青柏祭の曳山行事(でか山)

観光客に人気のポイント!

何がそんなにすごいのかというと、このお祭りでメインとなる3基のでか山と呼ばれる曳山(山車)です。

とても大きなもので、この地方では大きいことを「でかい」ということから「でか山」と呼ばれるようなったとされています。

この大きな曳山が狭い道をギリギリのところで通ったり、曲がったりするさまが迫力があると、観光客にも人気があり、さらに、辻回しと言われる古来の方法で回る際には、一般観光客も綱を曳いて祭りに参加することができるんです。

祭り期間中には、でか山の曳き出しの合図のために花火も上がるんですよ。

青柏祭の起源となるエピソード!

青柏祭は、981年が起源という説もありますが、今現在の形になったのは、室町時代の後期とも言われ、古くは4月の申の日に開催されていました。

しかし、生贄になった娘の父親が「しゅけん」という白い狼に助けを求め、3匹いた悪い猿を退治したが、1匹取り逃がし、その猿が七尾で悪さをしていると伝えます。

しゅけんは娘の身代わりになって神前に供えられました。

夜になって壮絶な格闘の物音がします。

翌朝、人々が見に行くと、両者の亡骸が横たわっていました。

その出来事から、しゅけんを手厚く葬り、猿の祟りを恐れて、3台の曳山を奉納するようになったと言われています。

ちなみに、青柏祭の青柏は、神前へのお供え物を青柏の葉に盛って供えることから来ていると言われています。

能登の祭 青柏祭(裏山) 2018

青柏祭といえば「曳山」!

そんな青柏祭のメインとなる3基のでか山は、高さ約12mで、上部が下部よりも広がっており、上部の長さは約13m、総重量は約20トンにもなる船型の曳山になっています。

上部には歌舞伎の名場面を再現した舞台があり、複数の人形が飾られます。

このてっぺんに飾る人形たちは、5月2日に人形見として、各町の家庭や公民館などで披露されます。

2023年度版 パンフレット/運行図

曳山のスケジュール

5月4日から5日まで期間は、七尾市中心部の七尾駅から能登食祭市場一体が会場となります。

ただ、一番のメインは、祭り最終日となる5月5日です。

5月4日大地主神社が主ですが、5月5日能登食祭市場、七尾駅前、御祓川の3か所となります。

3基あるでか山は、鍛冶町府中町魚町の3つの町です。

3基が揃う姿は見ものですよ。

5月5日の日中なら、駅と市場の間の御祓川仙対橋にいるのがおすすめです。

でか山3基の特徴いろいろ

3基あるでか山は、鍛冶町府中町魚町の3つの町です。

それぞれの町ででか山のデザインは異なっており、でか山の上で歌う木遣り唄は5種類ありますが、それぞれの町固有のものもあります。

木遣り唄は5~6人の木遣衆が法被姿に足袋と草履姿ででか山の前方にある木遣り台の上で扇子や五色紙彩を振り回しながら歌います。

5種類の唄は、曳山の動きに合わせたものになっているので、興味がある方は唄と曳山の動きに注目してみてくださいね。

2018 05 05 石川県七尾市 能登七尾 青柏祭 でか山 その1

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