府中「くらやみ祭り2024」!楽しみ方はじめてガイド!

4月のお祭り
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70万人の来場者!府中くらやみ祭り!どんなお祭り?

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府中くらやみ祭り武蔵国の「国府祭」を起源とした行事で、東京都の無形民俗文化財にも指定されています。

室町時代の頃の文書には「五月会」として記録があり、長い伝統と格式を誇っています。

当時も江戸中から見物客が訪れていた人気の行事で、現在も時期が良いとはいえ、毎年70万人もの来場者が訪れる人気のお祭りです。

かつては街の明かりが消えた深夜に行われ、暗闇の中で行われていたことにより「くらやみ祭り」と呼ばれていたお祭りです。

その後は多くの提灯が建てられたので「ちょうちん祭り」とも呼ばれ、他にも「出会い祭」「けんか祭」など、祭りの呼び名がたくさんあります。

歴史が長く、地元の方からも愛されている府中くらやみ祭りがどのようなものなのかは、ぜひ動画でご覧いただければと思います!

東京 府中 くらやみ祭り 神輿渡御 六之宮神輿 2016.5.5 Kurayami-matsuri Fuchu Tokyo

府中くらやみ祭りは毎年4月30日から5月6日にかけて行われています。

この中でも特に盛り上がるのが5月3日から6日で、山車の競演や神輿、太鼓の送り込みなど派手な行事が続きます。

限られた時間で見に行くとすればこの時期だと思いますので、興味を持たれた方は詳細情報を楽しみにしていてくださいね!

車を使っている方にとっては気になる駐車場ですが、くらやみ祭りのための臨時駐車場などは用意されておりません。

また祭り期間中は交通規制も行われ周辺の道路は非常に混雑しますので、出来る限り公共交通機関のご利用をおすすめします。

どんなスケジュールで進行される?雨天の場合は?交通規制は?

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今年のスケジュールを見てみましょう。

開催日:2024年4月30日(火)〜5月6日(月・祝)

会場:大國魂神社、旧甲州街道など

スケジュール

■4月30日

品川海上禊祓式(汐汲み・お浜降り) 午前9時30分出発 午後4時頃帰社

「汐盛り」とも呼ばれる神事であり、神職一行が品川海上に出て身を清めるとともに、清めの汐水を神社に持ち帰り、大祭期間中の朝夕潔斎時にはこの汐水を使用する。ここからくらやみ祭の一連の行事が始まる。

■5月1日

祈晴祭(一日祭の後引き続き行う) 午前9時30分

大祭期間中の安全と共に 雨の降らない事を祈る祭典。

■5月2日

御鏡磨式  午後7時30分から午後8時
神輿に付ける鏡8枚を塩で磨き清める儀式。但し現在は磨いた後本殿に納める。

【目的】鏡とは己自身だけでなく己の心をも映し出す物であるということから、鏡を磨く事により神輿奉持者の心も磨き清める。

【由来】その昔は高価であると思われた鏡を神社に奉納し、神輿に乗せたその鏡を叩き、その音で魔を払ったとも思われる。魔除に使用する鏡を祭礼前に清めるのは必要不可欠な神事である。

■5月3日

囃子の競演  午後6時から8時
欅並木に山車が約10台出てはやし立てる。

競馬式(こまくらべ) 午後8時
旧甲州街道を一之駒から六之駒まで、6頭が200mの距離を3往復する。

【目的】国司時代より府中周辺に牧が多数在り、駿馬が多く産出された歴史を伝えると共に祭典の一環を為す。

【装具】騎手は烏帽子・直垂にて奉仕する。

■5月4日

御綱祭   午前9時
神輿に飾りの綱を掛けお祓いする祭典。この日にお祓いをして、御霊がお移りになる準備を終了する。

萬燈大会  午後12時30分
昭和54年(1979)より始められ、それ以前は各町内子供神輿の後に付いていた。現在は地元の青年会が中心となり、毎年制作する万灯の出来映えやそれを操る者の技、力強さを競い合う。

子供神輿渡御  午後1時
子供神輿約20基をお祓いし、その後子供神輿が参道からけやき並木へと、町を練り歩く。

太鼓の響宴  午後5時から6時
日本最大級の大太鼓が神社大鳥居前に揃う。力一杯に打つ音が府中の空に響き渡る。

山車行列  午後6時から9時
大鳥居前の旧甲州街道とけやき並木を中心に、市内から22台の山車が囃子を競演しながら巡行する。提灯の明かりに灯された山車が幻想的な世界をつくりあげる。

■5月5日 例大祭れいたいさい「くらやみ祭」

例大祭  午前10時
年中行事で最も重要な祭儀

道清め 午後12時30分
神輿・太鼓の通る道をお祓いして歩く儀式。神輿の渡御に先立ち、その道すじを祓い清める。

太鼓送り込み  午後2時30分
御先祓大太鼓を始めとする、各宮の大太鼓が各町内から、随神門内と拝殿前に送り込まれる。約1時間ほどの間、威勢良く打ち鳴らされる。

宮乃咩神社奉幣  午後2時
境内摂社宮乃咩神社に行き奉幣行事を行う

御饌催促の儀  午後3時30分
細谷・浦野両氏により神前に供え、神饌の調理催促する儀式

動座祭  午後3時30分
御霊を御本殿より神輿に移す事を神前に報告する祭典。(一般非公開)

威儀物授与  午後5時20分頃
神輿の露祓いの意味で奉持する刀や弓を渡す儀式(一般非公開)

御霊遷の儀  午後5時20分
各神輿に本殿から御霊を移す神事(一般非公開)

神輿渡御  午後6時くらやみ祭のメイン
花火の合図とともに6張りの大太鼓が打ち鳴らされ、祭の最大の見所である「おいで」と呼ばれる神輿渡御が行われる。8基の神輿は白丁を身にまとった威勢の良い担ぎ手と大太鼓に導かれ、御旅所まで渡御する。
坪宮神事  午後8時30分
境外末社坪宮に於いて奉幣の儀式を行うことを報告する神事。

野口仮屋の儀  午後10時10分ごろ
大國魂大神が当地に降臨したとき野口家に 一泊の宿を求めた故事に基づく事柄を具現する神事。宮司と神職は野口仮屋に向かい、そこで主人の野口氏の接待を受ける儀式。

やぶさめ式  午後10時30分ごろ
宮司は野口仮屋から神馬に乗って御旅所へ戻り、その北門前で馬上から弓を引き的を射る神事(但し鎌倉の鶴岡八幡宮等で行われる流鏑馬とは趣を異にする)。やぶさめの儀では矢が必ず的に当たるので、当社では「やぶさめあたり矢」という名前で御神矢を授与している。

■5月6日

神輿還御(おかえり) 午前4時から8時頃
早朝午前4時に各神輿が御旅所を出発し、大太鼓に導かれ町内を巡行した後、午前7時半までに神社境内に還る。午前7時半から8時頃には8基全ての神輿が神社境内に揃う。

鎮座祭   午前9時頃
還ってきた神輿から御霊を本殿に納め、無事大祭が終了した事を報告する祭典。くらやみ祭の終了となる。(一般非公開)

出典 大國魂神社 公式HP:

くらやみ祭|大國魂神社
くらやみ祭は大國魂神社最大の例大祭で、都指定無形民俗文化財に指定されています。御神輿や大太鼓、山車行列など様々な見所がたくさんあります。

アクセス、混雑状況

大國魂神社

公共交通機関:京王線 府中駅南口から徒歩5分。JR南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩5分。

この時期は府中を車で通り抜けることすら厳しく、くらやみ祭りに行きたい場合はやはり公共交通機関を利用することをおすすめします!

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