ほおずきってそもそも何?
ほおずきは薬草としても使われていたといいましたが、薬用として利用されていたものと観賞用のほおずきは別の種類になります。
薬用のものは実が青い「千成ほおずき」と呼ばれるものです。
鑑賞用のものは「丹波ほおずき」と言い、実の赤い私たちが思い浮かべるほおずきです。
ほおずきは、初夏からなつにかけて花を咲かせ、提灯のような袋に入った果実をつけます。
お盆のころに赤く色づきます。
袋の部分はガクが発達したもので、袋の中に丸い果実が入っています。
食用のものは「食用ほおずき」と言い、イノシトールというビタミンBを豊富に含んでいます。
イノシトールは体内に脂肪を溜め込まない働きがあるとされています。
完熟した実は淡い褐色で、黄色い果肉があります。
ベリー類に似た味わいが特徴です。
買ったほおずきはどうすればいい? 食べられるの?
厄除けになるので、家族や友人のためにもほおずきを買いたいという場合は、宅配サービスが便利ですよ。
お店とヤマト運輸が連携して、宅配サービスを提供してくれているので、安心してお買い物ができますね。
買ったほおずきの鉢は、そのまま日当たりの良い場所で育てることができます。
水切れによわいので、こまめに水やりをしましょう。
半日陰の場所でもよく育ちます。
ほおずきはとても強く育てやすい多年草です。
風鈴の音色を楽しむために風通しのいい場所で育ててくださいね。
ほおずき市の鉢の中には、まだ実がなっていない花が咲いている状態で売られている鉢もあるので、これらを選べば育てる楽しみ方もできますね。
現在のほおずき市で売られているほおずきは、すべて観賞用なので、残念ながら食べられません。
赤くなった実を鑑賞して楽しんでください。
まとめ
ほおずきの鉢に江戸風鈴が付けて売られている姿は涼しげで、つい買いたくなります。
中には風鈴が欲しくて買う人もいるのだとか。
ほおずきは観賞用として長く楽しめますし、多年草なので上手く育てば来年も実がなります。
そんな浅草寺のほうずき市には、屋台などもでますから、ほおずきを買う以外にも食べる楽しみもありますよ♪