藤棚の名所【関東】3選!2023年一度は訪れたい圧巻の藤の見頃は?

4月のお祭り
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4月・5月といえば藤!知っておきたい「藤」の知識と「藤棚」について

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藤まつりにお出かけになる前に、知っておいた方がいい藤のあれこれと、藤棚で有名な名所をご紹介します!

知っておきたい「藤」の知識

「藤」の花は、日本最古の歴史書「古事記」の時代から鑑賞されている歴史のある花です。

日本の藤は「ノダフジ」と「ヤマフジ」の2種類で、花房の長さとつるの巻き方が違います。

一般的に日本で藤の花と呼ばれているのは「ノダフジ」という品種です。

ノダフジは、花房の長さが長く、つるは右巻き
種類:「九尺藤」「白野田藤」「曙藤」「八重黒龍藤」

ヤマフジは、花房の長さが短く、つるは左巻き
種類:「紫花美短藤」「白花美短藤」などです。名前に「短」が入っているのがヤマフジなのでしょうか?ひとつひとつ確認して見て回るのも楽しそうですね?

花の色は青紫、紫、ピンク、白があります。

また、藤の花はよく公園で藤棚として見られますが、自宅でもちゃんと管理すれば育てることができます。

自宅に藤棚も夢ではないです!

ちなみに藤の花言葉は「優しさ」「決して離れない」「恋に酔う」の3つで、「4月5日」と「5月31日」の誕生花のようです。

素敵ですね!

(参考 藤の育て方)

フジ(藤)の育て方・栽培方法|植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
フジ(藤)の育て方を解説します。〔栽培環境・日当たり・置き場〕日当たりのよい場所に植え、十分に枝葉を成長させます。やや湿り気があり通気性のある砂質の肥よくな土を好みます。〔水やり〕庭植え、鉢植えともに水切れには注意します。土の乾燥は、生育や...

藤棚の仕組み

藤棚は木材などで組んだパーゴラと言われる棚に藤のつるを絡ませて、花の房が垂れ下がるように作った棚のことです!

パーゴラは住宅の軒先や庭に設置して、つる性の植物を絡ませるために、木材などで組んだ棚の事をいい、日本では藤棚が一般的です。

最近ではリフォームでベランダやウッドデッキの屋根として取り付けることもあります。

藤は強い日当たりを好み、公園や庭園などの日光を遮るもののない場所に、木や竹、鉄棒などでパーゴラを設置します。

天蓋に藤のつるをはわせて、開花時に隙間から花が垂れ下がるように咲く様子を鑑賞できます。

藤の観光スポットにある藤のトンネルもこのようにして、作られています!

咲いてない時期の藤棚

花が枯れてきたら、こまめに花を摘み取ります。

春に咲いた藤をそのまま放置してしまうと、つるが伸びすぎて葉が茂り、株の内側まで日が当たらなくなり、花が咲かなくなってしまいますので、5月下旬~6月下旬までに剪定(枝を切る)を行います。

そして夏には伸びたつるを剪定します。

冬は樹のバランスを整えるために、11~3月に長く伸びすぎた枝や花芽のついていない枝を切り取ります。

(参考 藤の管理法)

フジの剪定、フジの管理方法

関東藤棚の名所3選:その1.足利フラワーパーク

関東の藤棚の名所といえば、まずは「足利フラワーパーク」が浮かんできますね?

足利フラワーパークは1968年に栃木県足利市堀込町に「早川農園」として開園し、1997年に元々湿地帯だった現在の足利市迫間町(はさまちょう)に移設され、足利フラワーパークとしてオープンしました。

足利フラワーパークの藤の花はCMにも使われ、 樹齢約150年の600畳の4本の大藤は栃木県指定の天然記念物になっています。

当時日本に移植の前例がなく日本初の成功例になり、足利フラワーパークの藤の花は日本一!と各地から観光客でにぎわうスポットとなったのです!

とにかく広さ600畳の4本の大藤棚を始めとした、合計350本以上の足利フラワーパークの藤は圧巻です!!

また、アメリカCNNで「世界の夢の旅行先9ヶ所」に、足利フラワーパークが日本で唯一選出されたのです!

これは日本人なら一度は絶対に足を運んでみる価値はありますよね?

足利フラワーパーク 公式HP:

あしかがフラワーパーク 【 公式サイト 】
花の芸術村 あしかがフラワーパーク オフィシャルウェブサイト。8つの花の季節をテーマに季節感あふれる庭園をつくりこみました。それぞれのテーマに合わせ数百種の花木が季節をいろどります。是非一度、ご来園ください。

例年の開花予測

4月中旬~4月下旬頃 「うす紅藤」が見頃
4月下旬~5月上旬頃 「大藤」が見頃 「白藤」は八分咲き、「きばな藤」は4分咲き
5月上旬以降      「白藤」見頃
5月上旬~5月中旬    「きばな藤」が見頃

アクセス情報

足利フラワーパーク

公共交通機関:JR両毛線「あしかがフラワーパーク」駅より徒歩3分。

車:東北自動車道 佐野藤岡ICより約18分。北関東自動車道 太田桐生IC約20分、足利ICより約15分、佐野田沼ICより約12分。

駐車場:無料臨時駐車場6,000台

混雑予想

「ふじのはな物語」開催中のGW中や土日などは、特に道路も大渋滞しますので、出来るだけ平日の早朝か少し遅い夕方近くの時間の来園がおすすめです。

また、出来るだけ電車での来園の方が時間も読めてオススメなのですが、高齢者同伴などでどうしても車で行きたい場合は、下記の渋滞を避ける方法(ネットの口コミ)を参考にして下さい。

車での渋滞を避ける方法

フラワーパーク公式HPでのアクセス方法では、東北自動車道の「佐野藤岡IC」から足利方面へ18分となっています。

特に土日になると「佐野藤岡IC」は近くにある佐野プレミアムアウトレットへ向かう車の渋滞に巻き込まれますので、「館林IC」を使いましょう。

また、なるべく足利フラワーパーク南側の道を通らないようにするのが渋滞回避のコツのようです!!

「ふじのはな物語~大藤まつり2023~」情報

「ふじのはな物語」情報

開催期間:2023年4月15日(土)~5月21日(日)

ライトアップ期間:2023年4月21日(金)~5月21日(日)

営業時間 ① 4月15日(土)~4月20日(木) 9:00~18:00
営業時間 ② 4月21日(金)~4月28日(金) 8:00~20:30
営業時間 ③ 4月29日(土)~5月7日(日) 7:00~21:00
営業時間 ④ 5月8日(月)~5月14日(日) 8:00~20:30
営業時間 ⑤ 5月15日(月)~5月21日(日) 9:00~20:30

<1日>入園料:大人900円~2,100円 / 子供500円~1,100円

<夜の部>入園料:大人700円~1,900円 / 子供400円~1,000円

※入園料は開花状況により変動します。
夜の部の入園券は17:30より販売いたします。
夜の部は入替制ではございません。

あしかがフラワーパーク【ふじのはな物語】30秒プロモーション映像

ふじのはな物語 公式HP:

ふじのはな物語 大藤まつり2023 | あしかがフラワーパーク
花と光の楽園 あしかがフラワーパーク。350本以上の藤と、5000本以上のツツジが咲き乱れる百花繚乱の世界。是非一度、ご来園ください。
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