つつじ寺と言われる「大興善寺のつつじ」の見頃は?
大興善寺はつつじの見頃になると境内一面がつつじで埋め尽くされ、まさに「つつじ寺」という名前に相応しい姿を見せてくれます。
そんな大興善寺のはじまりは奈良時代(717年)からですので、歴史も随分長いお寺なのです。
835年には火災も発生したのですが本尊様のみ焼け落ちず立っておられたということで、現在も「火災除け」として崇められています。
「大興善寺」と命名されたのは847年で、その後比叡山延暦寺の末寺として続いています。
つつじ園(大興善寺契園)のつつじが植えられたのは大正時代で、昭和25年頃からつつじの名所としてその知名度も上がっていきました。
「つつじ寺」という呼び名は昭和32年に贈られたものが元で、現在もその愛称で親しまれています。
「火災除け」のお観音様としてはもちろん、契山という場所柄もあり、契山観世音像は縁結びのお祈りのために訪れる方が多くいらっしゃいます。
つつじの見頃はゴールデンウィーク頃になりますので観光客も多く、4~5月だけで10万人が訪れると言われています。
つつじの見頃(4月中旬から5月初旬)
令和5年春 大興善寺つつじ祭り
期間:令和5年(2023)年4月13日(木)~5月7日(日
契園時間:午前8時30分~午後6時
入園料:大人600円、小中学生300円
〇行事イベント
4月13日(木) つつじ祭り開園式
4月22日(土)JRウォーキング
4月22日(土)きやま門前市 9時30分~14時(基山町産業振興協議会主催)
♢国指定重要文化財 多聞天(毘沙門天)像・広目天像特別公開
4月23日、24日、29日~5月5日 午前10時~午後4時 ※雨天の場合は仏像保護のため公開できないことがあります。
♢飲食店舗(契園内)
・ウエスト店 4月13日(木)~5月5日(金)
・抹茶処 4月15日(土)~5月5日(金)
♢臨時バス運行 基山駅 ⇔ 大興善寺
4月22日(土)・23日(日)、4月29日(土)~5月3日(水)
大興善寺へ入る際は入園料などはありませんが、大興善寺契園(つつじ園)に入園する際は入園料(大人600円・小中学生300円)が必要となりますのでご注意くださいね。
入園時間:8時30分から日没まで
春のつつじまつり公式サイト:
大興善寺には専用駐車場もありますが、つつじのシーズン中は関係車両専用となり近くの大駐車場(車両700台収容)に停めることになります。
大駐車場は大型車両も停めることが出来ますが有料になりますのでご注意ください。
観光シーズン(4月中旬から5月初旬、11月中旬から12月初旬)の大駐車場駐車料金は普通車300円となっています。
(シーズンオフの場合はいずれも100円となります)
☆臨時バス運行 基山駅 ⇔ 大興善寺
4月22日(土)・23日(日)、4月29日(土)~5月3日(水)
大興善寺 公式HP:
佐賀県基山町 つつじ寺(大興善寺)
大興善寺に咲くつつじ、いつが見頃?例年の開花状況は?
大興善寺のつつじの見頃は4月下旬から5月の上旬頃になり、その頃に合わせて観光客もたくさん訪れることになります。
見頃はやはり天候などにも左右されるため、一度行ってみようと思う方は出来るだけ直前のチェックをおすすめします。
大興善寺契園のサイトで見頃なども紹介してもらえますので、ぜひこちらをこまめにチェックしておいてくださいね。
4月の初旬頃は新緑も美しい季節ですが、やはり特に混雑するのはつつじが完全に見頃になる5月に入ってからになります。
お近くの方やご都合がつく方は、4月であれば「ひどい混雑ではなかった」との情報もありますので、早めに向かうのも混雑回避になると思いますよ!