流氷トリビア!流氷はどこからくるの?
ここでは流氷にまつわる「?」にお答えします!
流氷はどこからくるの?
流氷は北海道から約1000キロ離れたロシア・アムール川からやってきます。
ロシアから次第に大きくなりながら流氷はオホーツク海沿岸に押し寄せてきます。
夏になったら溶けるの?
流氷は海水が凍る1.8℃以上になると溶け始めます。
だいたい3月中旬ごろから溶け始め、4月には全て溶けてしまいます。
夏といわず、春にはもう溶けてしまうんですね。
流氷の大きさは?
流氷の大きさは大小さまざま。一番小さいものは、まだ出来たばかりの数ミリの氷晶。大きいものだと数十キロに及ぶものも!
ちなみに厚さは、オホーツク海北部で1メートル、北海道付近では40~50センチほどです。
オホーツク海明けってどういう意味?
「海明け」という言葉をご存知ですか?
春になり流氷が沿岸から離れると、一斉に漁が始まることを「海明け」と言います。
海明けまでの間は海が流氷に覆われ、漁は出来ないんです。
そして、海明けの時期には極上の毛ガニがとれます!
海明けの時期の毛ガニは、流氷に含まれる栄養満点の植物プランクトンを餌にしているため、身がぷりぷりでミソもたっぷりなんだそう。
う~ん、聞いているだけでよだれが…海明けの時期にしか食べれない毛ガニ、一度は食べてみたいですね!
まとめ
冬の風物詩、オホーツク海の流氷、実は限られた時期にしか見れない貴重なものです。
しかも温暖化の影響で年々流氷は減ってきています。
まだ見れる今だからこそ、見に行っておきたいものです。海明けグルメの毛ガニもぜひ味わってみたいですね!