酒田市の2月といえば「黒森歌舞伎」!どんな行事?
黒森歌舞伎は、山形県酒田市黒森地区に270年以上前から伝わる農村歌舞伎です。
毎年、旧正月にあたる2月15日・17日に日枝神社の例祭で奉納します。
一昨年以降は、コロナ禍の影響で延期や中止を余儀なくされ、なかなか活動できずにおりましたが、3年ぶりに正月公演を行います。
今年の演目は平成15年以来20年ぶりの「昔談柄三荘太夫(むかしがたりさんしょうだゆう)」です。
黒森以外では演じられていない珍しい演目ですので、この機会にぜひご覧ください。
★当日は、特製歌舞伎弁当(1食¥1,000円)、黒森歌舞伎まんじゅう(6個入り¥1,000円)などの販売もございます。(予約、取り置きは承っておりませんので、当日会場にてお求めください。数量限定です。)
黒森歌舞伎正月公演
開催期間:2024年2月15日(木曜日)・17日(土曜日) ※毎年2月15日・17日開催
会場:酒田市にある黒森日枝神社
演目
10:00~ 少年太鼓、神楽、神事、三番叟
12:00~ 少年歌舞伎「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」より吉田社頭車引の場
13:00~ 本狂言「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」より雪ノ下浜松屋見世先の場・稲瀬川勢揃いの場
~16:00頃 終了予定
入場料:無料 ※有料観覧席もございます。
有料観覧席(※要予約)
販売数:1日につき8マス限定
料金:1マス4人分で10,000円(※当日持参)
内容:特製歌舞伎弁当、座布団、ひざ掛け、ゆたんぽ、お神酒、パンフレット各4人分
問合せ:黒森コミュニティセンター TEL0234-92-2255
その他:
客席は屋外です。防寒着の着用など防寒対策を万全の上、ご覧ください。
駐車場もあります。誘導員の指示に従ってください。
雪の中で観るため、「雪中芝居」と言われ、出し物の多さやスケールの大きさから全国屈指の歌舞伎と称されています。
参照サイト:
関連サイト:
黒森歌舞伎2018・本狂言「高田馬場十八番切」高田馬場決闘の場
今年の演目は?歌舞伎の楽しみ方は?
毎年、くじ引きで決められる演目は、平成15年以来20年ぶりの「昔談柄三荘太夫(むかしがたりさんしょうだゆう)」です。
くろもりん押絵倶楽部公式サイト:
この歌舞伎は、神社への奉納がメインとなっており、吹雪の中でも決行で、神社の前で演じられます。
大掛かりな舞台やかつら、演出が素晴らしいことで、日本全国の地方歌舞伎の中でも人気のあるイベントです。
演じるのは、日枝神社の氏子のみです。
基本的に無料で楽しむことができますが、8升だけ有料席が設けられます。
1升には4人まで座れ、一律1万円となっています。
有料席がほしい人は、黒森コミュニティセンターに問い合わせてくださいね。
黒森歌舞伎は、客席から掛け声がかけられて、観客席がとっても盛り上がるところが大きな魅力ですよ。
黒森歌舞伎