新幹線が台風などで遅延をした場合、とまってしまった場合は?
あまり考えたくないですが、台風などで遅延したり止まってしまうということも考えられますよね。
この場合、まず基本的に復旧までその区間の切符の販売はされません。
そして払い戻しについてですが、もちろん運賃や料金についても全額払い戻してもらえます。
万が一旅行を途中で止める場合も、乗らない区間については払い戻してもらえるのでご安心ください。
列車の事故の場合で後続の列車に乗れる場合は、特急券分はきちんと払い戻してもらえます。
例外として
・東京-品川
・大阪-新大阪
・大宮-上野、東京間
これらの場合は、特急料金の差額のみの返却となります。
また途中で止まってしまった場合、出発した駅に無料で戻ることも可能です。
この場合ももちろん運賃などは全額払い戻しが可能なので、状況によってはこちらも選択肢に入りますね。
トクトクきっぷについては例外などもありますので、詳しくは駅員さんに相談してみましょう。
新幹線ラッシュ、朝の上野駅ホーム
購入時に受け取った領収書は払い戻し時に返却が必要?
最後に、「払い戻すときに領収書は必要かどうか」についてお話します。
結論から言うと、そもそも領収書は任意で受け取るものなので(自動券売機などを使うと、必要な場合は自分で選択しますよね)、払い戻しのときには特に必要ありません。
そこで選択していない場合は出せないことが普通なので、もし手元に無かったとしてもご安心ください。
そうなると、実際は払い戻しをしてもらって使わなかった切符の領収書が手元に残ることになりますが……
当然のことですが、これを使って「移動費」など経費申告をした場合は犯罪になります。
実際は使っていない新幹線代を経費として精算して良いかどうか、悩むまでもないですよね。
ちなみに払い戻しをしてもらう際にかかる手数料ですが、こちらの領収書を作ってもらうことは可能です。
どうせならこちらを作ってもらい、きちんと会社に報告するようにしましょう!
まとめ
帰省時や出張など分かっている用事がある場合、早くから切符を購入しておく方のほうが多いと思います。
とはいえ急な用事もつきもの、いざというときの払い戻し方法をこうやって把握しておくと安心ですね。
とくに最近は大きな災害が多く、新幹線といえども安心しきれない状態になっています。
緊急時などは駅も混雑しますし、払い戻しにも時間がかかることも考えられます。
指定席の場合は後から払い戻してもらうことも出来ますので、こういったこともしっかり覚えておくと自分とっても駅員さんにとっても良いことになりますね。
切符は買ったら払い戻せないものと思っている方も多いです。
もし身近でそんな人がいたら、ぜひ教えてあげてくださいね!