八戸えんぶりといえば独特の道具と楽器!
えんぶりは2種類あります。
「ながえんぶり」は、うたも仕草もゆったりとしている優雅な舞で、大夫の烏帽子も真っ赤な牡丹の花がついており、鍬台(かんだい)と呼ばれる田畑を耕す鋤の柄を持っています。
もう一つの「どんさいえんぶり」は、うたも仕草もテンポが速いのが特徴で、うたの途中に掛け声が入ります。
5色の房が烏帽子についており、ジャンギという棒の先に金具がついたものを持っています。
どちらも、大夫は3~5人で、歌い手は20~30人で構成されます。
楽器は、笛、太鼓、手平鉦が使用されますよ。
【青森の魅力】八戸えんぶり・・それは春を呼ぶ伝統芸能らしい
その他 八戸えんぶりの見どころ3選!
祝福芸
えんぶりの舞いの合間に披露される子供たちによる可愛らしい祝福芸と呼ばれるパフォーマンスも見どころの一つです。
衣装もかわいいのでチェックしてみてください。
かがり火えんぶり
祭り開催中は毎日、18:00ごろから市庁前市民広場にて行われるかがり火をバックに披露されるえんぶりは、日中に見るものとはまた違った幻想的な雰囲気が魅力的ですよ。
2つの異なるえんぶり
やはり、「ながえんぶり」と「どんさいえんぶり」という2つの異なるえんぶりが存在することが最大の見どころだと思います。
2つはうたも仕草も異なるので見比べてみるだけでも楽しいと思いますよ。
八戸えんぶり 2018 かがり火えんぶりステージ by 八戸朳研賛会