お腹がポコポコ鳴る!下痢や便秘の場合の原因と解消法は?

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お腹がポコポコ鳴る!それってガス腹かも!

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お腹がポコポコ鳴っていると気になりますし「これって何なんだろう……」と思いますが、一番よくある原因としては「ガス腹」です。

正式名称を「腹部膨満感」と言い、名前の通りお腹にガスが溜まっているので、おならが多くなったりポコポコ音がなったりします。

「お腹が張っている」「何だかお腹が気持ち悪い」と感じる方もいらっしゃいますね。

ガス腹になる原因についてはいくつか考えられるのですが、大きく分けて

・食べ方や食べ物の摂り方
・呑気症(空気を過剰に取り込んでしまい、空気が溜まりやすくなる症状)
・同じ姿勢を繰り返す、腹部を締め付けるなどで腸の動きを妨げている
・運動不足

以上の4つが考えられます。

食べ物は、その内容によって消化にかかる時間が変わることをご存知でしょうか?

野菜やフルーツの消化は比較的早いのですが肉類は消化にかかる時間が長く、場合によっては1日経ってもお腹に残っていることがあります。

消化・分解に時間がかかると、食べ物はどうしてもどんどん古くなってガスを発生しやすくなります。

肉類を食べたあとは、そもそもガス腹に注意しなければならないのですね。

またもちろん、炭酸飲料はガス腹に繋がります。

炭酸自体がガスですから、これは想像がつきやすいですよね。

そして、食べるのが早い=しっかり噛まないという方もガス腹になりやすいです。

食べ物を大きいまま取り込むということは、そこにある空気も一緒に取り込んでいるということです。

またあまり噛まずに飲み込んだ食べ物は肉類と同じく消化に時間がかかるので、やっぱりガスが発生しやすくなるのですね。

呑気症というのは、空気を多く飲み込んでしまう症状のことをいいます。

無意識に空気を多く飲み込んでしまうので体内に空気が多く入り込み、それがガスとなってお腹の膨張感や違和感、場合によっては痛みなども伴います。

呑気症の原因はストレスや肉体の疲労と言われているので、特に日頃からげっぷやおならが多い方は注意しておいたほうが良いかもしれませんね。

同じ姿勢を繰り返す……例えばデスクワーク、また特に女性に多いのですが、ストッキングなどで腹部を締め付けている時間が長いと、どうしても胃腸に負担がかかります。

運動不足も同様の原因で、結果的に胃腸の働きを妨げてしまっているのですね。

原因が分かれば、出来るだけそれを取り除く生活を考えればガス腹は回避できます!

食べるものは野菜や消化の良いものを中心に、胃腸の負担となる冷たいものや辛いもの、アルコールは控えめにしておきましょう。

食べるときはしっかり噛み、消化しやすくしておくことによってガスの発生も抑えられます。

呑気症の場合は簡単にはいきませんが、ストレスが原因なのですからそれを出来るだけ軽減する、またはリラックスできる時間を作るなどが対策になります。

同じ姿勢を繰り返す、腹部を強く締め付ける服装などは控え、一定時間ごとに軽く身体を動かしたりほぐすことで胃腸も正常に働きやすくなります。

食べ方なども含め、生活スタイルは「くせ」になってしまっている方が多いと思います。

意識的に改善しようと取り組み、ガス腹にならないようにしていきましょう!

ヨガのポーズなどもオススメです!

お腹の張りやガス溜まりで不快なときのヨガポーズ アパーナーサナ;ガス抜きのポーズ&猫の伸びのポーズ

下痢の時にお腹がポコポコ鳴るメカニズム

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「お腹がポコポコ鳴っているときに下痢の症状がある」または逆に「下痢の症状のときにお腹がポコポコ鳴っている」どちらかのイメージを持っている方もいらっしゃると思います。

下痢はつらく痛むときもあるので、そんなタイミングでポコポコなっていると不安にもなりますよね。

しかし下痢という症状は、身体から見た場合「有害なものを排除しようとしている」から起こるんです。

下痢は腸の炎症により発生しますが、これは炎症を起こすことによって身体に害となるものを排除して正常に戻そうとしているのですね。

例えば食中毒で発生する下痢は、絶対に下痢止めを飲んではいけないと言われています。

有害な菌を排除するために下痢を起こしているので、薬で止めて体内に菌を残しておくほうがよっぽど危険なのです。

基本的にはこのように身体の正常な働きによるものなので、下痢は有害なものがなくなれば収まるのが一般的です。

しかしもちろん長引く場合や毎日症状が続く場合は、少し注意が必要でしょう。

よくある症状として、「過敏性腸症候群」というお腹が痛くなったりする症状があります。

ストレスなどが原因で起こり、胃腸の正常な働きを妨げて胃酸を過剰に分泌させたりすることによって下痢や吐き気などの症状が現れます。

この場合は胃酸の過剰分泌または胃腸の働きが弱っているのも原因なので、胃腸薬や整腸剤を飲むと落ち着くこともあります。

「何をやっても痛みが止まない」ということも多く、ストレスなど幅広い面から対処を考えていきたいところですね。

また炎症が長引く、下痢がいつまでも治らない場合は「潰瘍性大腸炎」「クローン病」の心配もしたほうがよいかもしれません。

血便が出ているときには「大腸がん」も疑われます。

いずれの場合も音が明らかにおかしい、痛みが激しい、血便が出るなどの症状が伴うことが多く、おかしいと思ったら迷わず病院を受診するようにしてくださいね。

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