賞味期限切れ食パンはいつまで安全?食べても大丈夫?
賞味期限は「美味しく食べられる期限」ですから、過ぎたといっても絶対に食べられないわけではありません。
消費期限が設定されている食パンの場合は、もちろん基本的には止めたほうが良いですし、食べる場合も気をつけた方が良いですね。
しかし実際の生活でも、「1日2日程度過ぎた食パンなら食べちゃった」というパターンは多いと思うのです。
「賞味期限」の場合でも食パンの場合は、期限がすぎるとどうしても風味が落ちてきます。
例え匂いや色に違和感がなくても、パンがカチカチになっていたり、明らかに乾燥してパサパサ状態の食パンはやっぱり食べる気がしませんよね。
そして何より、食パンはカビが発生しやすいんです。
カビが発生すると基本的には見た目にもすぐ分かりますしイヤな匂いもするので、その場合は諦めましょう。
白カビが発生していて見た目に分かりにくい場合もありますので、異臭がしたら素直に止めておくことをオススメします。
またあまり想像もしたくない状況ですが、食パンからイヤな匂いがしてパンに糸が引いていることがあります。
これはロープ菌という菌がパンを腐らせている状態なので、もちろん食べるのは止めておきましょう。
賞味期限・消費期限が過ぎた食パンを食べようとする場合、まずこれらのポイントをチェックしましょう。
色や匂い、見た目に変化がない場合は、数日なら食べても大丈夫だと思います!
賞味期限切れの食パンの使い道はある?料理に使える?
カビが発生していたり糸が引いている食パンはもちろん食べられないとして、見た目も変化がなく匂いや色も平気な食パンは何とかして使いたいですよね。
とはいえ普通に食べるにはやっぱり風味も落ちているので、ここは一工夫して美味しく食べられるようにしていきたいところです。
お手軽なのはクルトンにしてしまうことです。
クルトンはサラダなどに使うことが出来ますし、カリカリした食感は子どもも大好きなので、お子様がいらっしゃるご家庭にもオススメします!
作り方は次の動画に詳しく掲載されています。
基本的にはパンを細かく角切りにし、溶かしたバター+塩コショウで5~10分こんがりと炒めるだけなので簡単ですよ!
自家製クルトン | Kitchen Stories
また、食べやすい「おやつ」にしてしまう方法もあります。
昔なつかしの食パンの耳で作るラスクなど、サンドイッチを作った残りなども使えますね!
レンジで簡単!パン耳ラスクレシピ☆[Microwave cooking] easy! Rusk recipe leftover bread ear ☆
どちらの方法も賞味期限切れだけではなく、うっかり袋を開けっ放しにして乾燥してしまった食パンなどにも使えます。
覚えておいて損はない、美味しく食べられるレシピなのですね!
また大丈夫かどうか怪しくて食べられない食パンは、掃除に使うという手段もあります。
食パンの白い部分はとても柔らかく汚れを付着しやすいという特徴があり、布張りの汚れなどをそっと何度も拭くと汚れが落ちるのです!
もちろんパンくずなどは散らかってしまうので下に新聞紙を敷いておいたり、場合によってはあとで掃除機なども必要かもしれません。
そのまま捨ててしまうよりはありかもしれない、くらいで覚えておくと良いのではないかと思います!
まとめ
基本的に「スーパーで買える食パン」を前提としてお話してきましたが、自家製のパンなどの場合はしっかり冷やしてから食パン専用のタッパーなどにしまっておくと、基本的には同じように食べられます。
自家製のパンやパン屋さんで買ったパンはこの「最初にしっかり冷やす」という行動が特に大切になりますので、ご注意くださいね。
(熱が残った状態で密封してしまうと湿気の原因となり、そこからカビが発生します)
食パンの消費期限は1日2日は気にしないという方も多いですし、短期間ならそこまで警戒しなくても健康に問題が出たという話もあまり聞きません。
3日以上となると、季節にもよりますがやっぱり風味もかなり落ちますし目立たないカビなども心配になってきます。
最終的には自己判断なので、「怪しいけど……」と無理をせず、美味しく食べられる食パンを食べるようにしていきましょう!