成人式の内祝いのお返しマナー!:のし紙・表書き・名入れは?
成人式の内祝いのお返しの場合、のし紙は「紅白・赤白の蝶結び」を選びます。
表書きには「内祝」「成人内祝」「御礼」などを書き、名前は「成人した本人」の名前を書きましょう。
名字と名前どちらにするかは、相手との関係性で決めて大丈夫です。
両親や祖父母など親しい親族に送る場合は、成人式の写真と一言、もしくは礼状を添えて送るとさらに喜ばれます。
どなたに送る場合も、必ずお礼の言葉は直接・礼状などで伝えておきたいですね。
今はそこまであまり気にしている方もいませんが、お祝い事のお返しなので出来れば「大安」の日に渡す、もしくは届くようにしておくと安心です。
成人式の内祝いのお返しマナー!:いつまでにお返しする?お礼の手紙の文例は?
先程お話しましたが、お返しは「2、3週間から一ヶ月までに」が基本です。
これより早すぎても遅すぎても失礼になりますので、出来る限りこの期間内に渡せるようにしましょう。
1つだけ例外があって、もし喪中の場合は喪が明けてからお礼を渡すようにします。
その際「身内に不幸があって、遅くなりました」と一言あれば十分です。
感謝、お礼を込めた礼状は直接渡せない場合、絶対に用意しておきましょう。
いくつか礼状の文例も載せておきますので、参考にしていただければと思います。
かしこまった相手への文例
「拝啓 新春の折、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
先日は私の成人式にお祝いをいただきまして、誠にありがとうございました。
おかげさまで無事成人式を終え、大人としての自覚、責任ある行動を心を新たにしております。
まだ未熟な私でございますが、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
寒い日が続いておりますので、お風邪など召されませんようご自愛くださいませ。
敬具
平成○○年○月△日
○○ ○○(名前)」
親しい相手への文例
「叔父様
寒い日が続いていますが、叔父様お元気でしょうか。
先日は私の成人お祝いを頂きまして、ありがとうございました。
暖かく、時には厳しく見守って下さった叔父様、そして皆様に支えられ、成人式を無事迎えることが出来ました。
これからは大人としての責任や自覚をしっかり持ち、決意を新たに頑張ります。
成人式を終えたとはいえまだまだ未熟者で、今後も何かとお世話になることもあると思います。
人生の先輩として、今後もご指導のほど、よろしくお願い致します。
寒い日が続いています、叔父様もお体を大切にしてください。
○○(名前)
平成○○年○月△日」
送る相手にもよりますが、どちらにしても一番大切なのは「お祝いをしていただいたことに感謝する気持ち」です。
悩むより、気持ちを伝えることを優先すればきっと間違いもないと思いますよ。
まとめ
成人式のお祝いは身内で行うものであり、「お祝い」です。
ですからお礼もあまり気を張らず、それよりも気持ちをしっかり伝えることを優先しましょう。
「成人を祝ってくれた方々に感謝を込めてお礼をする」
この基本さえ守っていれば、大きなミスなどを心配することもないと思いますよ。
会社の上司などから内祝いをもらった場合は、当然緊張してしまうかもしれません。
今日の記事を参考に、乗り越えていってもらえれば嬉しいです!