成人式の内祝いのお返しマナー!:金額相場編
まず基本的なお祝いのお返しの相場として、「頂いた品物や現金の半分から1/3相当」というものがあります。
もちろん品物の場合は相場が分かりにくい場合もありますので、「厳密に調べてまで確実に」とまで必死にならずとも構いません。
どうしても分からない場合は、5,000円~10,000円を目安にすれば大丈夫だと思います。
成人のお祝いは本来身内で行うものなので、実は「絶対にお返しが必要」というものではありません。
とはいえ日頃会わない祖父母や親戚、ご近所の方などからいただくこともあり、いただいた以上はやはりお返しもきちんとしておきたいものですよね。
あまりに急いでお返しをしてしまうと、相手に「気を遣わせてしまった」と逆に気を遣われてしまうかもしれません。
もちろん遅くなりすぎても失礼になりますので、目安として「2、3週間から一ヶ月まで」にはお返しをするようにしておきましょう。
もし相手が喪中だった場合は49日が終わってから、どうしてもそれまでに渡さなければならない場合は「お礼」として渡すようにします。
もちろんお返しだけ、品物だけを送るのも失礼ですから、
・直接渡せる相手には本人が直接お礼の言葉を添えて品物などを渡す
・会えない場合は本人が礼状を書き、用意する
お礼の言葉のあるなしは、お返しの金額よりもよほど大切です。
心のこもった言葉は、どんなお返しをするよりも喜ばれると思いますよ。
成人式の内祝いのお返しマナー!:喜ばれる品・お菓子とは?
「成人のお祝いなんだから記念にずっと残せるものを」と思ってしまうこともありますが、基本的にお返しは消耗品・お菓子などのほうが喜ばれます。
写真付きマグカップなどは、もし自分が貰う立場として考えるとやっぱり使いにくいですよね。
「無難なものになった」と感じてしまうかもしれませんが、貰ったお返しが使いにくい……と棚の奥にしまい込まれるよりは、喜んでもらえるもののほうが良いと思うのです。
お返しとしてふさわしくないものもいくつかあって、
・現金(お返しの金額が明らかに分かってしまうから)
・肌着(「肌着も買えない貧乏家庭だと思っている」と感じ取られる)
・履物(「踏みつける=失礼なことを繰り返すからよくない」という意味で)
などとなっています。
最近は「そこまで気にせずともお互いが満足出来るものが一番」という風潮にもなっていますし、親しい間柄なら直接欲しいものを聞くこともできますが、念のため覚えておくと安心ですね。
オススメのお返しの品物をいくつか紹介していきますので、参考になさってくださいね!
タオルギフト
タオルはいくつあっても困るものではありませんし、日頃購入する際は高級なものをあまり選びません。
お返しや内祝いとしても人気の高いアイテムです!
各種ギフト系ショップ、インターネットなどでも購入出来ますし、インターネットなら商品を直接選んでラッピングやのしも用意してもらえます。
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お菓子ギフト
お菓子もやはり、お返しの品物として定番です。
嫌いな人も少なく、また日頃食べないちょっと高級なお菓子をもらって喜ばない方はまずいませんよね。
お菓子を送る場合、多少日持ちのするバームクーヘンや焼き菓子の詰め合わせなどが特に人気のある品物です。
こちらもギフト系ショップ、また地元で有名なメーカーがある場合はそこを選ぶと「地元の品」というプラス要素もつけられますね!
カタログギフト
相手が直接好きな商品を選べるということで、カタログギフトも定番・人気のお返しとなっています。
金額ももらった相手それぞれに合わせて選べますし、カタログギフトの嬉しいところは「送った品物が相手に合わなかった」という事故が起こらないことにあります。
カタログギフトは各種インターネットサイト、また大型店などでも販売されています。