成人式は故郷で!ちょっと待って住民票を移したら故郷の成人式は出れないの?2024年(令和6年)の成人式に出れる人は?

1月のお祭り
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成人の日がやってきた!そもそも成人式とはどんな行事?

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「成人式」とは、地方の公共団体がその年度内に成人する人を招いて激励や祝福をする行事です。

内容は地域にもよりますが、講演会やパーティー、また記念品の贈呈などが多いですね。

「成人式」という風習は日本独特のもので、外国には全国一斉にお祝いをするこのような風習はほとんどありません。

逆に日本ではその歴史は古く、はじまりは奈良時代あたりからの「元服」になります。

「元服」とはそもそも男子の成人を示す通過儀礼として行われ、服装や髪型を大人のものと改める儀式でした。

このときに名前も幼名から元服名につけ直され、「大人の仲間入り」を果たしたのです。

元々は武家や公家の行事でしたが、室町時代以降は民間にも普及し、江戸時代以降は女性も元服を行うようになりました。

現在の成人式の元は、第二次大戦後に行われた「青年祭」が元となっています。

敗戦後の重たい空気にあった当時、次代の若者に明るい希望を持ってもらおうと励ますイベントを計画・実行したのが始まりだったのです。

青年祭の影響が全国に及び、初めての青年祭の2年後に「成人式」が制定されました。

その後しばらくは1月15日を「成人の日」とし、祝日になっていましたが、現在はハッピーマンデー制度で「1月の第2月曜日」となっています。

「子どもが大人となった通過儀礼」「次代を担う若者達への激励」……姿は多少変われど、この基本は昔から変わっていません。

成人式の歴史は古く、また日本独特の風習として大切にしていきたいものだったのですね。

18歳成人はいつから?

成人年齢を20歳から18歳へ引き下げる民法改正案が閣議決定しています。

これに伴い、18歳の人がいつ成人式をするのか、気になりますよね。

18歳の人が成人になるのは「2022年4月1日」からです。

よって2022年(令和4年)の成人式に出る人は、

2001年4月2日〜2002年4月1日生まれの方です。

2023年(令和5年)には、2004年(平成16年)生まれの人たちが18歳で成人する初めての世代になりますね!また2003年(平成15年)生まれの人たちは19歳で成人する唯一無二の世代になりますよ!

まとめると、2023年(令和5年)の成人式に出る人は、

2022年4月1日の時点で、18歳以上20歳未満の人(2002年4月2日〜2004年4月1日生まれ)

2024年(令和6年)の成人式に出る人は、

2023年4月1日の時点で、18歳以上20歳未満の人(2003年4月2日〜2004年4月1日生まれ)

「飲酒と喫煙の解禁年齢」については、健康への配慮から、従来どおり「20歳未満禁止」が維持されるという。

また、これまで「女性は16歳、男性は18歳」とされていた「結婚年齢」については、「男女共に18歳」と、女性の結婚年齢が引き上げられるかたちに。

他にも、携帯電話や車の購入などの「契約行為」を、18歳であれば1人で行えるようになる他、18歳で親の同意なくローンが組めるようにもなる。

高校卒業を機に上京。。。住民票を移したら故郷の成人式に出れないの?

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そんな成人式ですから、「やっぱり生まれ育った地元の成人式に参加したい!」と思うことは何も間違いではないですよね。

しかし実際のところは、成人式の案内状は「現在居住している地域の自治体」から届くことになっています。

住民票を移してしまうと地元からの案内状は届きませんので、「住民票を移すと地元の成人式に参加出来ない」ということになってしまうのですね。

案内状がないということは参加予定にないということですから、仮に成人式の場に行くことは出来ても記念品などは用意されていません。

もちろん住民票を移さなければ実家に案内状が届き、記念品なども含めて地元の成人式に参加することも可能です。

けれど今の生活もありますし、住民票を移しておかなければ面倒になることだってありますよね。

だからといってもちろん、知り合いも少ない現住所の成人式に参加する意味を見いだせなくても当然だと思います。

大丈夫、住民票を移していても地元の成人式に参加出来る可能性はもちろんあります!

次からその方法をお話しますので、諦めずにもうちょっと頑張ってみましょう!

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