京都の新年といえば!「三十三間堂の通し矢」2017の見どころ総まとめ

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お正月が過ぎると、成人式の季節ですね。
成人の記念に晴れ着姿で写真を残す人は多いですが、通し矢に参加して思い出も残してみませんか?
通し矢は京都で1月の中旬に行われる弓道の大会です。新成人が晴れ着姿で弓を射る姿は京都の1月の風物詩として有名です。


ここでは、三十三間堂で行われる通し矢について詳しく説明していきます!


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【京都の1月といえば!三十三間堂通し矢2017ってどんなお祭り?】

◆三十三間堂とは?

通し矢の行われる三十三間堂は京都市東山区にある仏像を保管しておくための建物です。内側の柱が33本あることからこの名前で呼ばれていますが、柱の間は約2間あるため、建物の長さとしては66間(約120m)あります。正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)です。


国宝の千手観音坐像や多くの重要文化財が安置されており、屏風絵で有名な雷神風神の絵のモデルとなった木像も本堂内の左右にあり見ることができます。


◆通し矢ってどんなことをするの?

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通し矢とは、弓道の種目のひとつで、もともとは江戸時代に各藩お抱えの弓術家が本堂で競った大矢数(おおやかず)にちなんだ行事です。大矢数は一昼夜の間に的に何本当てることができるかを競ったそうですが、現在は2本の矢を放って両方とも60m先にある的に当たった人だけが決勝に進めるルールになりました。
ちなみに新成人ならだれでも参加できるわけではなく、初段以上を所有している人のみが参加できます。


参加者は全国各地から約2,000人にもなり、新成人の家族なども観覧にきますので、毎年大変な混雑になっています。
新成人男性予選、新成人女性予選、称号者、決勝戦 の順で行いますが、新成人女性の予選が始まる10:00過ぎには観覧席は人でいっぱいになっています。良い場所で見たい場合は、9:00には観覧席についていないと、せっかく行ったのにほとんど見えない・・・ということにもなりかねませんから、注意してください。


出典:Toshiya – Pretty Japanese Girls in Kimono doing Kyudo (Archery) in Kyoto 通し矢


◆開催概要

通し矢は、成人の日(1/15)に行われていましたが、成人の日が第2月曜日になってからは、成人の日に近い日曜日に行われています。


日程:2017年1月15日(日) 成人の日の次の日曜です
時間:8:30~16:00
場所:蓮華王院 (三十三間堂)
   京都市東山区三十三間堂廻町657
入場料金:通し矢の開催日のみ無料
参加資格:新成人、弓道初段以上を所有
参加方法:京都府弓道連盟に申込書を請求し、申込書を送付する。申込書多数の場合は、先着順で参加できます。


◆アクセス

・バスの場合

京都市営バス 博物館三十三間堂前 からすぐ


・電車の場合

京阪七条駅 徒歩7分


・車の場合

駐車場はありますが50台分しかありませんので、できるだけ公共交通機関を利用しましょう。

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↓地図↓


【三十三間堂通し矢2017のみどころ その1:美しい晴れ着姿での弓道】

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昭和26年からはじまった新成人の通し矢。本来は選ばれた称号者しか参加できなかったのですが、新成人で弓道の初段以上を持っていれば参加できるようになりました。


新成人の予選は午前中に男性→女性の順で行われますが、特に女性の予選は華やかな晴れ着、袴姿は大変な人気です。女性の通し矢の時間は、カメラのシャッター音で溢れます。
男性の方は袴姿で片肌脱ぎをする人もいて、勇ましく格好いい姿が見られます。


弓道の先生や弓の名人でもなければ、新成人の時1回しか普通は参加できませんから、新成人の方やご家族は参加を検討してみてください!


【三十三間堂通し矢2017のみどころ その2:伝統ある弓道の祭典】

通し矢は、新成人の部が報道されることが多いですが、午後に行われる称号者の競技もぜひ見て頂きたいです。新成人の的は1mですが、称号者は79cmと格段に難易度が上がります。


通し矢は、全盛期の江戸時代には、各藩が威信をかけて弓道家を送りその腕を競わせました。そのため、通し矢に出場できることは、弓道家の誉れとされました。現在でも新成人以外は、選ばれた称号者しか出場できません。弓の達人ともいえる称号者の競技は、技術もさることながら、姿勢や所作までも美しく見応え十分です。
日本の伝統的な武道を間近で見られるチャンスですから、午後も見逃せません!


出典:[京都] 通し矢(2016/1/17) 称号者決勝

 

【三十三間堂通し矢2017のみどころ その3:国宝や文化財が無料で見られる】

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普段、三十三間堂は拝観料がかかりますが、通し矢の日は無料で入館・見学することができます。
三十三間堂には、国宝である風神雷神の木像、千手観音坐像の後ろには1,000体の千手観音立像があります。千手観音は全部違う顔をしているので、自分に似ているものや、会いたい人に似ている顔があるといわれているそうです。千手観音を見る時には、その2つを探しながら見ると楽しいと思いますよ。


ちなみに、千手観音は正確には42本しか腕がありません。前で合掌している2本を除く40本の腕は、1本で25の世界を救うとされ、40本×25の世界=1,000の世界を救う ということになるそうです。仏教では「千」は無限を表すので、千手観音はどんなことからも救ってくれる存在なんだとか。


【まとめ】

三十三間堂 通し矢 2017年のまとめ
通し矢とは、江戸時代に行われた大矢数にちなんで行われる1月の京都の風物詩
新成人で弓道初段以上の人or称号者が参加できる競技
会場の三十三間堂は、通常は有料だが、通し矢の日は拝観料が無料になる
晴れ着姿の新成人や称号者の弓道の技術を間近で見ることができる
2017年は1月15日(日)に開催される


通し矢は朝~夕方まで開催されます。「お昼ご飯どうしよう」と思いますよね。でも大丈夫です。当日は境内に食べ物の屋台が出店されますから、お昼は屋台メシでお腹を満たすことができます。出場できる新成人はもちろんですが、見ているだけでも華やかでかつ弓道の厳かさもあり、新成人でない人でも楽しめるのが通し矢の魅力ですよ。

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