おせち重箱の詰め方のコツ!三段重箱の詰め方はじめてガイド!

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年末が近づくと、お正月に向けて色々準備したり掃除したりと大変な時期になりますよね。
特に主婦の方は大掃除で追われているなか「おせち」も考えてと、本当に大変です。


そうです、「おせち料理」の準備も大変なポイントの一つなんです。
「もうそこまでこだわってない」というご家庭もあるかもしれませんし、毎年しっかりしたおせちを用意しているご家庭もあると思います。


おせちは具材も数多く、またそれぞれにしっかり意味があることは有名です。
もちろんそこまでこだわっているおせち、詰め方にも様々なルールが存在するのです。


見た目にきれいに詰めていくことも必要ですし、どうせなら意味を知ってしっかりしたおせちを作りたい方もいらっしゃると思います。


今回はおせちについて、特に「三段重箱を使ったおせちの詰め方」についてお話していこうと思います!

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【おせちの季節がやってきた!おせちとの意味は?なぜ重箱なの?】

01 毎年特に気にせず食べていたおせち料理、いよいよ自分が用意する側となるといきなり分からないことだらけになりますよね。


おせちはお正月に食べるお祝い料理というイメージですし、現在はそれで何も間違いはありません。


しかし元々は、暦上の五節句ごとに作られる料理のことを指していました。
……5回も必要だなんて、主婦としては正直想像もしたくないですね!(笑)


そんなおせちですが、今はすっかりお正月の料理となっています。
お正月は五節句の代表であり、一番大切なお正月に残ったのも納得ですね。


おせちの歴史は古く、はじまりは何と奈良時代まで遡ります。
この時代に中国から「節句」が伝わり、この季節の変わり目を祝って神様に感謝するために作られた料理が「おせち(御節)」なのです。


「節句」という考え方が日本に入ってきたのがこの時代というだけで、「自然の恵みに感謝し、神への感謝を込めて作る料理」という意味では弥生時代……人々が農耕を主軸に持ってきた時代からの流れがあります。


日本人とおせち料理の繋がりは、こんなに長くあったのですね。


歴史を覗いてお気づきになられたかもしれませんが、おせち料理とは元々「神様への感謝を込めて作り、お供えする料理」のことを指します。
時代の移り変わりとともに少しずつ変化し「お正月に食べる料理」となった今も、おせち料理には様々な意味が込められていることに変わりはありません。


「重箱に入れる」ということから、すでに意味はしっかりと含まれています。
重箱はご存知の通り、何段も重ねて用意しますよね。
これには「めでたさが重なる」という意味が含まれているのです。
(もちろん、重ねておけばたくさんの料理をまとめて保管しておけるという意味もありました)


おせち料理は、地域によっても細かく内容が変わっています。
どちらにしても共通しているのは「日持ちのする料理」を入れるのが基本ということですね。


作り出すのもそれぞれのご家庭によって多少の変化はありますが早くてクリスマス明けから、遅くとも29日には作り出しているところが多いようです。
元旦に食べる地域がほとんどですが、場所によっては大晦日に食べる風習があるところもあり、こんなところからも地域差が大きいことが分かりますね。


「いつまで」という区切りは特にありませんが、どれだけ日持ちがする料理、寒い季節とはいえ食べ物ですからやっぱり限界はあります。
元旦を過ぎたら、出来るだけ早く食べきってしまいたいところですね。


ちなみにおせちには「休みなく働く主婦に休んでもらおう」という意味も含まれています。
お正月ですし、大晦日まで頑張っていた主婦の皆様、少しはゆっくり出来ると良いですね。


【重箱3段におせちの具材は何を入れる?いつから用意をする?】

02 何度かお話したとおり、おせちは具材、そして詰め方にもいくつもポイントがあります。
詰め方の分類、そしてそれぞれの具材を作るにはどのくらいの時間がかかるのかをまとめています。


一段目……つまり「一の重」ですが、ここはおとそを飲むときの「祝い肴」、またそのタイミングでお酒が飲めない子ども達が食べられる甘いもの……「口取り」を詰めることになります。

・黒豆(真面目(まめ)に働き、健康(まめ)に暮らせるようにという意味、魔除けの意味)

圧力鍋があり、戻す必要がない場合は一時間程度で煮ることが出来ます。
戻す時間が必要な場合、一気に時間がかかりますのでご注意ください。

・田作り(豊作を願う意味)

ごまめをあぶってたれを混ぜるだけなので、比較的かんたんに作ることが出来ます。

・たたきごぼう(まっすぐ根を張る=家の基礎・基盤がしっかりしているという意味)

皮を向き、アク抜きをしてから沸騰したお湯で5~10分ほどゆで、延べ棒で叩きます。
形がくずれたら調味料をいれて混ぜ合わせます。
調味料はご家庭、地域によって変わるのでそれぞれに合わせていただければと思います。

・紅白かまぼこ(半月形は「日の出」を表し、新しい門出という意味、また魔除けと清浄の意味)

こちらはもう購入されている方が多いのではないでしょうか。
自宅で作る場合は材料やすけそうだらの骨抜き時間などがかかるので、早めに準備しておいたほうが安心だと思います。

・伊達巻(派手で華やかな暮らしができるように、巻物の形から学問がうまくいくようにという意味)

おうちで作る場合、それなりに手間や時間がかかります。
材料をフードプロセッサーなどで混ぜ、トースターで焼いてから熱いうちに焼き面を下にして巻いていきます。しっかり輪ゴムでとめ、縦に置いて冷ましましょう。
最近はお店で売られているので、そちらを使うのも手だと思います!

・栗きんとん(金銭面や富を得られるように、という意味)

さつまいもをポタージュ状にし、栗の甘露煮を加えれば完成です。
栗の甘露煮から作る場合はかなり時間がかかりますが、こちらも市販品があるので時間によって使い分けていきましょう。

・昆布巻き(こんぶ=よろこぶ、という語呂合わせの縁起物)

昆布を戻し、かんぴょうで巻いて結んだら煮込むだけです。
とはいえ二時間くらいかかりますし、結ぶところで初心者がつまずきやすい料理でもあります。

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二段目、「二の重」酢の物や焼き物など、メインの食べ物を入れます。

・紅白なます(縁起の良い紅白の水引に見立てている)

スライサーなどで細切りにし、水分を出したら調味料とあえます。
お手軽に作れるのと見た目をきれいにしておくためにも、終わりのほうに作るのが良いかと思います!

・菊花かぶ(紅白、めでたい形に切りそろえた縁起物)

かぶを向いて切り、ピンクにする部分は食紅を使って漬け込みます。
手間もかかりますがつけ置く時間が長いので、早めの準備を心がけましょう。

・酢だこ(紅白、多幸の意味)

水気をとってお酢で一晩か二晩つけるだけの簡単メニューです。
時間はかかるので、そこだけ計算して合わせていきましょう。

・数の子(卵がたくさんあるというところから子孫繁栄を願う意味)

塩抜きしてから調味料を加えただし汁に漬ければ完成です。
やっぱり漬ける時間は計算にいれる必要があります。

・ブリ(出世魚=出世を願う意味)

ブリの照り焼きを作るだけなので、それぞれのスケジュールに合わせて作れば大丈夫だと思います。

・鯛(めでたい=たい(鯛)とした語呂合わせの縁起物)

基本的に焼くところが多いと思いますが、昆布締めという手もあります。
昆布締めの場合は、できるだけぎりぎりのほうが安心ですね。

・エビ(腰が曲がる、つまり長寿を願うという意味)

エビは作り方はともかく、捌くのを失敗することやお湯加減を失敗するなど注意しながら作らなければならないメニューです。
こちらも時間はかかりますので、事前に予定を考えておきましょう。


三段目、「三の重」煮物などを入れる場所になっています。
煮物がメインになるので、作り方はそれぞれのご家庭次第かもしれませんね。

・れんこん(先のことまで見通すことが出来るように、という意味)

いちょう切りにして酢水につけ、鶏もも肉一緒に炒め、そのまま煮込みます。
作るのはそんなに時間もかかりませんので、隙を見て作ってしまいましょう!

・里芋(小芋がたくさん=子宝に恵まれるように、という意味)

皮を剥いてから洗って炒め、そのまま煮込んでいきます。
弱火でじっくり時間をかけて煮ると美味しく作れます。

・くわい(芽が出る=出世できるように、という意味)

芽を残してカットし、アクを取りながら煮込みます。
味付けはそれぞれのご家庭に合わせれば大丈夫だと思います!

・ごぼう(一の重と同様、 まっすぐ根を張る=家の基礎がしっかりしているという意味)

基本的に一の重と同じです。

・にんじん(赤色=めでたい色という意味で使われている縁起物)

にんじんを花形にカットすればOKなので、これは最後に、むしろお重の中身と相談しながら作っていきましょう。

・手綱こんにゃく(手綱を引き締める、縁を結ぶという意味)

こちらも手綱の形を煮込んでいくだけです。


それぞれにかかる時間を考慮し、大晦日には終わるようにスケジュールを組んでいきましょう。
基本的に日持ちするものばかりなので、ご都合にあわせて5日前……クリスマスの片付けが終わった頃から作っていけば大丈夫だと思います。

【料亭おせちにひけをとらない!3段重箱への美しい詰め方のコツとは?】

03 おせちは元々、5段が正式な形になります。
とはいえ現代の核家族化や少子化を考えても、五段ものおせちはなかなか食べ切れるものではありませんよね。
その結果、現代では2段や3段が主流となってきたのです。


また、ひとつの段に詰める品数もルールが決まっています。
「吉数」……つまり、5.7.9種類を詰めるのが良いとされているのです。


そこまで厳密にこだわって用意するのも大変かもしれませんし、どうしても場合は無理をしてまで合わせる必要はないと思います。
「合わせられるなら合わせていく」くらいでちょうど良いのではないでしょうか。


それぞれの段に何を詰めるかは、先程の具材のところを参考にしてください。
色合いを考えていれていくのも大切ですが、おせちは様々な料理をいれるので味や香りも考慮していきましょう。
味や香りが強いものは他の料理にうつらないように、また高さをそろえるときれいに見えます。


また、エビや魚は頭を左にして詰めていくことが基本です。
日本の礼法とも言うべきやり方なので、長い伝統であるおせちを作るときは守っていきたいルールですね。


蓋が閉まらないくらいの量になってしまうかもしれません。
どうしても入らないものは、家庭用なら気にせず少し取り分けてしまうのも手だと思います。
我が家もよく、「入り切らなかった」と言って少し別に取り置かれていたおせち料理がありましたよ。


2016 特選おせち三段重RR

【おせちの重箱の洗い方は?食洗機でも大丈夫?片付ける場所は?】

04 重箱は煮物や焼き物が多く、どうしても油が多く付着します。
空になったら、できるだけ早くきれいに洗ってしまいましょう。


いきなりスポンジでゴシゴシこするのではなく、まずは水かぬるま湯で汚れを落とします。
汚れを落としてから柔らかいスポンジを使い、優しく洗いましょう。
重箱は塗りによってしっかりコーティングされているので、スポンジや洗剤は全然使って大丈夫です。
食器洗浄機を使ったり、漂白剤を使うことは止めておいたほうが良いですね。


洗い終わったらカゴなどに上げて自然乾燥、というご家庭は多いと思います。
しかし重箱は、長時間水気があるとひび割れの危険が出てきます。
自然に乾かすにしても、最初に丁寧に水分を取っておきましょう。


十分に湿気がなくなったら、柔らかい布などで包んで保管しておきます。
風通しの良い棚があれば一番ですが、逆に乾燥しすぎる場所は良くありません。
風通しの良い場所がない場合は、定期的にその棚の扉をあけて換気するのも良いかもしれませんね。


また重箱は、決して「お正月にしか使ってはいけないもの」ではありません。
お子様の運動会、お花見など、たくさんお弁当が必要なときに重箱は大活躍です。


お弁当箱はどうしても小さなサイズが多いので、家族全員分のお弁当となると重箱が本当にありがたいんですね。
普段ずっと棚で眠っているというご家庭の方は、ぜひそういった機会にも使っていただければと思います。

【まとめ】

おせちの三段重箱の詰め方、こんなに細かなルールがあったんですね。
おせちはもう作らない、お店で用意するといったご家庭も多いです。
もちろんそれも全然ありだと思いますし、食べきれない量を作っても困りますよね。


とはいえ、長く続いている伝統行事、そして伝統ある料理であることも確かです。
ある程度把握しておき、機会があればチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか!

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