長崎くんち2016みどころ初心者向け総まとめ!チケットは?踊町・小屋入りとは?

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毎年10月に九州長崎で行われる秋の大祭「長崎くんち」は国指定重要無形民俗文化財に指定されていて、全国的にも有名なお祭りの一つです。


よくテレビなどで目にする"龍踊(じゃおどり)"は中国から伝わった雨乞いの神事で、太陽に見立てた丸い玉を龍が追いかけるという踊りです。
「長崎くんち」は、これはほんの一部の踊りで、他にも神輿や山車といった日本古来の祭りや他にも様々な催し物があり、見どころ満載のお祭りです。


この秋「長崎くんち」を是非見に行こうと計画している人に、そもそも"くんち"って何?というところから、今年の概要チケット情報、「踊町」や「小屋入り」といった祭りならではの言葉の意味、そしてこれだけは見逃せない!といった見どころなどをご紹介しながら「長崎くんち」の魅力をたくさんお伝えしていきますね!


これを読めばあなたも"長崎くんち通"になれます!^^



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【長崎くんち2016に行ってみたい!どんなお祭り?】

2.芸者

長崎と言えば異国情緒たっぷりの町といわれていますが、「長崎くんち」にはオランダ・中国といった南蛮文化を色濃く感じられるところが随所にあります。
もちろん日本の伝統的なお祭りなどもあり、和・洋・中合わせた様々な催し物を一度に見られます。
秋田の「竿灯まつり」や青森の「ねぶた祭り」とは少し違ったお祭りだと言えるでしょう。


ちなみに「長崎くんち」では催し物を「演し物」(だしもの)といいます。


長崎くんちは諏訪神社の祭礼であり、その始まりは二人の遊女「高尾」と「音羽」が諏訪神社で「小舞」という謡曲を神前で奉納したことが起源といわれ、キリシタンを鎮圧するために始められたともいわれています。


長崎くんちは諏訪神社に敬意を表して「お」をつけて「おくんち」ともよばれます。
「くんち」とは、9日(くにち)のことを方言でくんちといい、重陽の節句9月9日に行なったことから、このような名称になったという説が有力なようです。
重陽というのは、奇数の中で一番大きな数字「9」が二つ重なったという意味があるそうです。


それでは、その「長崎おくんち」の昨年の様子を動画でご紹介しますね。


「長崎おくんち2015」です!




舞妓さんや映画"キョンシー"に出てくるみたいな顔をした人の踊りや、「踊町」のそれぞれの傘鉾、山車の勇ましい引き回し、そして龍踊など、ダイジェストでちょっとずつ様子がおわかりいただけたと思います。
ですが、まだまだ魅力をお届けするまでには至らず、やはりこの目で本物の迫力ある祭りを、長崎に出向いて体感したいものです。


こちらが「長崎くんち2016」の概要になります!


◆日 時:2016年10月7日(金)・8日(土)・9日(日)※10月7~9日と日付は毎年決まっています。
時間は踊場、踊町によって違ってきますが朝は7時から夕方は16時からスタートします。
詳しい踊町順番と予定時刻表はこちらのページをご覧ください。(天候によっても変更があります。)


◆場 所:諏訪神社(西山町)、長崎市公会堂前広場(魚の町)、お旅所(元船町)、八坂神社(鍛冶屋町)


見どころは、最終日9日の仮宮から三基のお神輿が、石段を一気に駆け上がり諏訪神社本宮に戻るという「お上り」(おのぼり)、すぐ目の前で演し物を見ることが出来る「庭先廻り」、まるで本当に生きているかのような動きをする「龍踊」などです。


3.神輿 (2)

そして7年に1回しか奉納されないという演し物「コッコデショ」があります。
次回の予定は平成30年でしたが、ナント今年、上町というところがやることになったそうです。
これはもう絶対見逃せられません!!!


鳥肌が立つくらい感動した人がいるという「コッコデショ」。
4人の子どもが上に乗っている1トンもの重さの「太鼓山」(太鼓を乗せた神輿)を、勢いよく回し、宙に放り投げ受け止めるという豪快で迫力ある演技のことで、『ここでしよう』という意味があるそうです。
観客が興奮しすぎて、救急車が出動することもあるそうです。


ここで少し「長崎くんち」の歴史について触れてみたいと思います。


・寛永11年(1634年) 長崎奉行榊原飛騨守の援助により、諏訪神社初代宮司青木賢清が旧暦9月7日9日を祭日に決め神事を行ったことが始まりといわれる
・寛永19年(1642年) 遊女屋を一か所に集めて丸山町と寄合町の2町を作り、この遊女町は毎年踊りを奉納し、63町を3組にわけ21の踊町を構成し、9月7日と9日にわけて奉納させた。
(出島町は踊町には入らない)
・承応3年(1654年) 出島在留オランダ人のために大波止御旅所に初めて桟敷が設けられる
・元禄5年(1692年) 中国人の観覧が大波止御旅所で許可される
・安永7年(1778年) 鯨引きが登場
・寛政11年(1799年) コッコデショが登場
・弘化3年(1846年) オランダ軍楽隊「江戸町の兵隊さん」が登場
・慶応元年(1865年) 舞妓を裸体にするのを禁止  (;・∀・)??
・昭和4年(1929年) 観光客誘致目的で商工会議所・宮日振興会と諏訪の市協力会の設立
・昭和28年(1953年) 出島町初参加
・昭和54年(1979年) 長崎県初の重要無形民俗文化財に指定される


以上主なものを抜粋してみました。


380年以上の歴史を誇る「長崎くんち」は、途中戦争などさまざまな国の事情により、行事が中止されたり内容を変えたりしながら、現在のような形になったようです。

4.平和公園


【長崎くんちに行く前に!踊町とは?小屋入りとは?】

お祭りにはよくあることですが、独特の言い回しや用語があり、初めて見に行く人には何のことなのか、さっぱりわからないこともあります。
そこで「長崎くんち」に出かける前に、覚えておいた方がいい用語などをお教えしますね。


1.「踊町」(おどっちょう、おどりちょう)とは?

元は諏訪神社の氏子町のことをいいました。


現在は長崎市に59か所ある町を7つの組にわけ、年ごとに踊りなどの演し物を奉納する当番の町のことを指しています。


2.「小屋入り」(こやいり)とは?

以前は小屋を建てて身を清め、稽古に専念していたことから「小屋入り」といわれました。


現在はいわゆる稽古始めのことで、諏訪神社と八坂神社の両神社神前で、踊町の世話役や踊り手たちが清祓を受けて、大役の無事達成を祈願して毎年6月1日から稽古に入ることを指します。


今年も6月1日に紋付やスーツなどで正装した踊町の人たちが、午前7時半ころから続々と諏訪神社を訪れ清祓を受けました。
いよいよ「長崎くんち」の始まりということで、関係者たちは「シャギリ」という笛と太鼓の音色を聞くと、血が騒ぐようです^^


3.「庭見せ」(にわみせ)とは?

10月3日から、傘鉾(かさほこ)や曳物(ひきもの)、本番に使う演し物の衣装や小道具などを店舗に飾り、お披露目するというものです。

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昔は踊町の各家の表障子を外して中庭まで見えるように、道具や送られた花や品物を公開していました。
現在はそういったお披露目をするような旧家が減ってしまったので、表通りに面した店舗などに飾り付けて、お披露目するのが一般的になってきました。


4.「庭先回り」(にわさきまわり)とは?

諏訪神社など「本場所」といわれるところで奉納が済んだ後に、「福をお裾分けする」ということで市内の官公庁や事業所、また各家などの玄関先で踊りやお囃子を演じることをいいます。



【長崎くんち2016!庭見せ・庭先回りスケジュール】

5.八坂神社

9月末頃になると「庭先回り」のスケジュールなどかかれた「庭先廻りマップ」が案内所に置かれたり、「長崎くんち」のホームページなどにも出されるので、それを参考に見て回ることが出来ます。


≪庭見せスケジュール≫

庭見せは10月3日の夕方から、踊町の家の庭先や表通りの店舗などにきれいに飾り付けられ披露されます。


(披露されるもの)
○傘鉾
○曳物
○曳物の衣装
○楽器
○小道具
○龍踊りの衣装
○出演者へ贈られたお祝い品など


≪庭先回りスケジュール≫

「平成28年長崎くんち庭先回りのスケジュール」はまだ発表されていませんので、昨年平成27年のスケジュールを参考にしてみてくださいね。


「平成27年長崎くんち庭先回りスケジュール」



≪主な行事一覧≫

(10月7日)前日(まえび)
7:00~ 奉納踊りスタート  諏訪神社→公会堂前広場→お旅所
      ↓
     庭先回りへ

13:00~ お下り       市役所前~県庁手前まで
      ↓
     傘鉾パレード

16:00~ 奉納踊りスタート  諏訪神社→公会堂前広場
      ↓
     くんちの夕べ


(10月8日)中日(なかび)
7:00~ 奉納踊りスタート  八坂神社→公会堂前広場
      ↓
     庭先回り


(10月9日)後日(あとび)
7:00~ 奉納踊りスタート  お旅所→諏訪神社
      ↓
     庭先回り

13:00~ お上り      お旅所~本宮へ


見るものがたくさんありますので、自分が見たいものをしっかりチェックして見逃さないように楽しんでくださいね。



【長崎くんちの2016の混雑状況や雨天時の開催状況は?】

例年この「長崎くんち」を見ようと県内外から訪れる人は、およそ25万人といわれています。
さすが、全国的にも有名な祭りだけありますね。


お祭りといえば気になるのがお天気ですが、雨などで順延される場合はその日の朝協議して、午前4時頃に発表されます。


○10月7日に雨で順延になった場合は、次の日8日から3日間の開催となります。


○10月8日に雨が降ったとしても日程変更は無しで、9日が晴れならフィナーレをむかえます。
その場合、8日に行われる予定の奉納場所は、後日の奉納場所の中に組み込まれてしまうので、注意してくださいね。

○10月9日に雨が降った場合、もし午後に晴れると「お上がり」が行われ、奉納踊りは無くなることもあるようです。


「じゃあ、ずっと雨だったら?」となりますが、いろいろな天候によって更に変更がある場合もあるので、問い合わせをして確かめた方が確実ですね!


そして少しでも混雑を避けるためには、行事が始まるのは朝の7時からなので、出来れば前日入りして、スケジュールを見ながら事前に計画を立てて、そこへ向かうようにすれば、少し余裕が持てると思います。
「庭先回り」の〝先回り〝もアリですね!(^_-)


また、少々出費がかさみますが、有料席のチケットを取ればゆっくり見ることが出来ます。
これもすぐに売り切れてしまうので、購入するならば早め早めですよ!
今年度は今ならまだ若干のチケットがあるようです。
全国のチケットぴあ、コンビニ、インターネットでも購入可能です。


もしどこも取れなかったら立見席(1,500円)は当日販売なので諦めないでくださいね。
長坂整理券は事前にはがきで申し込みも出来るようです。
チケットに関する問い合わせは「長崎商工会議所業務課」へ。
TEL:095-822-0111


詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

○観覧券に関して:



○公会堂前広場観覧券販売について:



○「諏訪神社」さじき席残席情報:



(アクセス情報)


≪車の場合≫
長崎自動車道 長崎IC→長崎出島道路→長崎市内


祭りのための臨時駐車場は設けていませんので、市内のパーキングに停めることになります。
駐車場情報はこちら


「長崎市中央地区駐車場案内システム とむ~で.com」




交通規制もかかることがあるので、そちらの情報も見逃さないようにしてくださいね。


≪電車の場合≫
JR長崎駅 そこから路面電車で各踊場へ
○諏訪神社 「蛍茶屋」行き 諏訪神社前 下車
○お旅所  「赤迫」または「正覚寺下」行き 大波止 下車
○公会堂前広場 「蛍茶屋」行き 公会堂前 下車
○八坂神社 「正覚寺下」行き 正覚寺下 下車

6.路面電車

【長崎くんち2016総まとめ!】

7.提灯

初めて長崎くんちを見に行く人も、事前対策で祭りを満喫できるはず!


~まとめ~
①「長崎くんち」は380年の歴史を誇る和・洋・中合わせた国際色あふれるお祭りです!
② 祭りに行く前には用語をあらかじめ理解して行くとより楽しめる!
③「庭見せ」や「庭先回り」のスケジュールを把握する!
④ 混雑避けるなら前日入りやチケットをゲット!
⑤ 雨天の時は問い合わせて必ず確認を取る!


これらをおさえておくことで、初めてでも「長崎くんち」を存分に楽しめると思います。
いろんな「演し物」があるので、一つでも多くのものを見て、楽しんで来てくださいね!


最後に、祭りは「見る」のも楽しいですが、「参加する」のはもっと楽しいですよ。
そのためにはこれらの「かけ声」を覚えていってくださいね。


「もってこーい もってこーい」(2回繰り返す)
奉納が終わった時の「アンコール」の意味です。


「しょもーやれ」
本踊の奉納が終わった時の「アンコール」


「ふとーまわれ」
傘鉾に大きく回って欲しい時にかける


「よいやー」
傘鉾や船がきれいにまわった時にかける


大きなかけ声であなたも祭りに参加して、見る人も演じる人も一体となって盛り上がった、素晴らしい「長崎おくんち」となりますように!


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