カレーにカビが!二日目のカレーだけどカビ食べても大丈夫なの?

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カレーは香辛料もたくさん入っているし、元から「作ったら何日かはこれでいける」なんて言われているので長持ちすると思いがちです。
しかし実のところ、カレーはとても傷みやすい料理で保存方法も気をつけなければなりません。


夏場は気をつけているけれど冬場は常温で放っているという方もいらっしゃいますが、室内……とくに台所は温度も湿度も上がりやすく、冬だからといって油断はできません。
常温で放っておくと、腐ることもカビが生えることもありますし、食中毒の危険も出てきます。


どのような状態が危ないのか、カレーに生えるカビはどういうものなのか、
そしてもちろんカレーをカビさせずに保存するにはどうすれば良いのか。


美味しくカレーを食べるための方法を、きちんと知っておきましょう!


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【カレーにカビが!そもそもカビって何?なぜ生えるの?】

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よく「カレーを常温で放っておいたら表面に白いものが出来たけど、これはなに?」という質問を見かけます。
その白いものはカビで、状況によっては半日でも生えることがあります。
一度調理したまま高温多湿環境で放置しておく・夏場に常温で放置するなどは本当に進行が早いので注意が必要です。


カビは真菌類に分類され、食品や布、畳など生活のいたるところに発生する可能性があります。
分類でいくとキノコや酵母と同じですが、安全なカビから危険なカビまで幅広く存在します。
ブルーチーズなどに代表されるように、カビを使った食品だってもちろん存在はするのですが……よく言われる「餅のカビは平気」などの、いわゆる「古い知恵」などの素人判断は危険です。


・酸素
・5℃~45℃の温度環境(活発になるのは20℃~30℃です)
・水分


これだけ揃っていれば、カビはどんどん育ってしまうんですね。
常温のカレーは栄養源も豊富な上にこれらの条件を余裕でクリアしてしまっています。
カビが生えやすいのも納得の状況で、どこにでも存在するカビ菌の格好のえさになってしまうのです。


【カレーに生えるカビの種類は?色によってカビの種類は違うの?】

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カビ菌は生活空間のあちこちに存在していますし、その種類も豊富です。
見た目には白いカビに見えていてもそれは集合具合の差であるだけで、同じカビでもたくさん集まっている部分は黒く見えたりします。
明らかに特殊な色をしているカビ(青・赤(ピンク))など以外でも、素人判断はしないほうが良いでしょう。


カレーによくあるタイプとしては


・表面が白くなっている(糸を引いているときもあります)
・表面になにか白っぽい膜のようなものが見える


こういった状態をよく見かけます。
実際のところ「カビが直接身体に有害である」ことよりも、「カビが生える状態になったカレーを食べること」のほうに危険があります。
「カビが生える」ということは「菌が大量に発生している」ということなので、もちろん見た目には分からない菌も混ざっている可能性が高いのです。


カレーは特に有名な食中毒として「ウェルシュ菌」があります。
こちらもカビと同様、状況次第では半日程度でも大量発生している可能性もあり、カビが生えているカレーは間違いなくウェルシュ菌も危険なレベルで発生していると思ったほうが良いのです。


ですからカビの種類で判断するのではなく、「カビが生える状態になったカレーは危険」と判断するのが正解です。


【二日目のカレーにカビが生えた!熱しれば食べても大丈夫?】

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先程もお話した通り、カビの生えたカレーはカビ毒だけではなくその他の食中毒の危険もあります。
「カレーはちょっと傷んでも火を通したら大丈夫」
なんてことも聞きますが、正直オススメはできません……というか、やめましょう。


カビが生えているようには見えなくて、腐っているかどうかの判断が出来ない場合は匂いを確かめましょう。
カレーはカビたり腐ったりすると、まず最初に匂いが変化します。
酸っぱい感じがしたら腐りだしているので、残念ですが諦めたほうが良いでしょう。

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食べた際も、腐りはじめていると酸っぱい味がします。
カレーは本来辛いものなので、「酸っぱい」と感じたらそれはもう元のカレーではないと思っておいたほうが安全です。


万が一今までにお話したようなカビが生えたカレーを食べてしまった場合も、確実に健康被害が起こるとは限りません。
腹痛や下痢など食中毒の症状があった場合は、無理して食べることはせず水分だけは出来るだけ摂り、安静に過ごしましょう。
食中毒で下痢がつらいからといって下痢止めを飲んでしまうと悪化する(毒物を体外に排出できなくなる)ので、お気をつけくださいね。
(カレーの話をしている最中にすみません!)


匂いにも味にも変化がない場合はカビや腐ることに関していえばまだ大丈夫かもしれませんが、ウェルシュ菌の警戒はしておいたほうが良いです。
ウェルシュ菌は「75℃以上・1分以上の加熱で死滅する」と言われていますので、念入りにしっかり加熱してから食べるようにしてください。


もちろん今度こそ、もしまたカレーが残ったらしっかり次の項目を読んで安心して食べられるように保存してくださいね!


【カレーがカビないように保存するには?冷凍?冷蔵?】

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カビないようにするためには、カビが増える条件を出来るだけ無くすのが一番です。


何度かお話していますが、常温放置のカレーはまさにカビの餌場です。
冬場で寒い場所に置く場合は大丈夫かもしれませんが、同じ室内に置く場合は冬も気をつけたほうがよいでしょう。


一番簡単な2日目・3日目まで温存する方法は、冷ましたあと鍋ごと冷蔵庫にしまうことです。
この場合おたまは取り出し、ふたやラップなどでしっかり閉じておきましょう。
お鍋が大きすぎて無理な場合は、一食分ずつ保存容器に小分けにして冷蔵庫にしまいます。


また最初からたくさん作って2日目に持ち越すことが分かっている場合、出来ればじゃがいもは入れないようにしておきましょう。
後からじゃがいもを取り出すのも良いと思います。
何故かと言うとじゃがいもは特に腐りやすく、カレーが傷みだす原因とも言われているのです。
「じゃがいもがないとイヤ!」という場合は別茹でにしておいて、最後に合わせるのも良いと思いますよ。


小分けにしてじゃがいもを入れない場合、冷凍保存というのもありです。
フリーザーバッグなど密封出来るパックに入れて薄く伸ばし、出来るだけ空気を出して冷凍庫にしまいましょう。
この方法だと1ヶ月程度は安全に食べられますよ!


「冷凍するならじゃがいもも入れてもいいのでは?」
と思われるかもしれませんが、逆にじゃがいもは冷凍してしまうと風味が一気に落ちます。
パサパサの全然美味しくないじゃがいもになってしまうので、冷凍を前提とする場合は最初から入れないほうが良いのです。


カレーを美味しく冷凍保存する方法【今日試したくなる!|料理のウラ技】


しかし場合によっては冷蔵庫も冷凍庫も使えず、それでいて2日くらいカレーを何とかしないといけないこともあるかもしれません。
この場合は冷やすのではなく、むしろ出来るだけ熱することでカビ菌やウェルシュ菌を寄せ付けないようにしておきましょう。


数時間ごとに火にかけ、こまめにカレー全体に火を通しておきます。
カビ菌もウェルシュ菌も高温環境では生息できませんので、これを繰り返すことによってカビや食中毒を防ぐ事が可能です。


【まとめ】

私も以前までは「カレーは2日目でも大丈夫」と、深く考えずに常温で放置していました。


もちろん周辺環境や気温などもありますので、その状態にしておいても「確実に腐る」というわけではありません。
しかし逆に言うと、その状況では半日持たずにカレーが腐ってしまう・カビてしまう可能性も同じようにあるのです。


「2日くらいは手抜きでいける」と思いながら大量に作ったカレーが半日で傷んでしまうなんて本当にもったいないですよね。
適切な保存方法さえ守れば2日目・3日目でも大丈夫なので、安心安全に美味しくカレーを食べていきましょう!

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