破魔矢の飾り方ガイド2017!今年の方角は?飾り方や処分の方法は

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子どもの頃、お正月になると親が毎年破魔矢を買ってきて神棚に飾っていた……そんな記憶がある方も多いのではないでしょうか。


今は神棚がある家も少なくなりましたし、破魔矢をいただく家庭も減りました。
とはいえお正月に初詣に行ったらやっぱり目につきますし、どういうものか気になる方も多いですよね。


また、親が用意し飾ってくれていた頃は気にしていなかった「どの方角に飾るものなのか」「古い破魔矢はどうすればいいのか」が分からない、と言う方もいらっしゃると思います。


今回はそんなお正月の縁起物・破魔矢について、破魔矢の意味や飾る方角などあらゆる方向からお話したいと思います!


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【初詣の縁起物といえば破魔矢!そもそもどんな意味があるの?】

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破魔矢といえば、「初詣でいただいてくるもの」という認識が一般的です。
それはもちろん間違いではないのですが、お正月だけではなく家を建てる際の「上棟式」、また新生児が生まれた際に破魔矢を贈る習慣もあります。


「破魔弓」をセットにしてすることもあり、むしろこちらが本来の正しい姿なのかもしれませんね。


「破魔矢」は名前の通り、魔を払うもの、打ち破り、浄化するもの……と受け取りますが、実は破魔矢の元はお正月に行われていた「射礼(じゃらい)」という弓の技と試す行事が元となっています。
射礼の際に使う矢を「浜矢(はまや)」、弓を「浜弓(はま弓)」と読み、この「はま」が「破魔」に通じる……と変わっていったのです。


当時はお正月に男児のいる家に弓矢のおもちゃを贈る風習となり、その後「一年の幸運を射止める縁起物」と変わって初詣で授与されるようになっていきました。
男児へ贈る習慣は今でも残っていて、初節句に破魔矢と破魔弓を贈ることもあります。


男児の初正月に贈る風習が生まれ定着したのは江戸時代で、その後矢だけが「破魔矢」としてお正月の縁起物として有名になっていきました。


もちろん正しく「破魔」の意味もありますので、飾る際にも方角などに気を遣う方も多いです。
正式には「凶」方向もしくは逢魔の方角に向けて配置するものですが、神社の示す方向通り、もしくは「心の中の邪気に向ける」という意味でどこに向けて飾っても正しく効力を発揮すると言われています。


鶴岡八幡宮で破魔矢作り


【破魔矢には飾り方がある!どこに飾ればいいの?】

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家に神棚や床の間がある場合は、もちろんそこに飾ります。
破魔矢の向きも、実はあまり気にすることはありません。
「家に神棚も床の間もないけど、どこに飾ればいいの?」という場合は、リビングや玄関などに飾っているおうちが多いです。


リビングはもちろん「家族の集まる場所」ですし、玄関の場合は「魔が入りこまないように」という魔除けの意味でも良い場所です。


どちらの場合も神様からの授かりものですので、見下さない位置……「大人の頭よりも高い位置」に飾ることが大切です。


また、いただいた破魔矢をオフィスのデスクに飾りたいという方もいらっしゃいますよね。
人の視線より高い場所となると少し難しいと思いますが、出来るだけ家庭内と同じ条件で置く場所を探し、ホコリ等が積もっている場合は先に掃除を済ませておきましょう。
場所を取りすぎるわけにもいきませんから、「破魔矢立て」を用意してはいかがでしょうか。

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破魔矢立てはアマゾンなどでも通販されていますし、まっすぐ立てかけるので場所を取りません。
限られたスペースで飾る場合、オフィスはもちろん家庭内でも使えると思いますよ!


天然木 破魔矢立て 破魔矢立て


【2017年破魔矢を飾る方角は?】

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何度かお話している通り、基本的に破魔矢はどの方角に飾っても問題ありません。
「どの方向でも良い」が正解であり、特に心の魔を払う意味などで飾る場合は方角を気にする必要はないのです。
(ちなみに上棟式の場合は鬼門の方向と決まっているのでご注意くださいね)


「そうはいうけど、やっぱり気になる」「より良い効果のある方向に飾りたい」という場合は、「凶」の方向に矢を向けるのが良いとされています。
凶の方向は十二支によって決まっていて、来年2017年は「酉年」なので「卯の方角」……つまり、「東の方向90度」です。
こちらの方向に尖った矢先を向け、大人も見下さないような高い位置に飾りましょう!


神社やお寺でもおおまかな方向は指示してくれていますが、家でより正しい方角に合わせたい場合はスマホのコンパスアプリなどはいかがでしょうか。
無料・軽量のアプリがたくさんありますし、方角を知るだけならそれで十分使えます。


破魔矢の飾りだけではなく節分などにも使えますので、ぜひひとつ探してみてくださいね!


【破魔矢はいつまで飾っておくの?2018年になったらどうしたらいい?】

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破魔矢は、基本的に一年で効果が切れるものです。
来年の初詣にまた来年の分を授かり、一年お世話になった古い破魔矢は授かった神社やお寺に返すのが一般的です。


とはいえ旅行中に立ち寄ったりいただいたものだったりして、返しにいくのが厳しいこともありますよね。
その場合は無理をせず、近くの神社やお寺に返しましょう。


初詣に持っていくと、返納する場所が用意されていると思います。
もし見当たらなかった場合は、神社やお寺の方に話しかければ大丈夫です。


納める場合も一年お世話になった謝意を込めて、またその場所に賽銭箱が置かれてあると思いますので、破魔矢と同額程度のお焚きあげ料(お寺の場合は焼納料)を納めておきましょう。


返す場所は近くでも大丈夫なのですが、神社から授与されたものは神社へ、お寺からのものはお寺へというルールだけは守るようにしてくださいね。


返納する期間は必ず決まっているわけではありませんから、初詣の日に忘れてしまった場合は一年中いつでも受け付けてもらえます。
とはいえ1月15日にお焚きあげをする神社は多いので、その日までを目安に持っていくとより安心だと思いますよ。


【まとめ】

「破魔矢はお正月の縁起物」というイメージはありますし、その名前から「魔除け」「破魔」の意味があることはすぐに想像がつきますよね。
でも実際詳しく見てみると、様々な意味や風習、そして歴史があることが分かります。


大切なのは「神様から授かった魔除け・破魔の意味」であり、その心は方角をきっちり揃えて飾るよりよほど重要なものです。
家の魔を払い、一年お世話になった破魔矢をお返しするところまで、その気持ちをしっかり自覚しておきたいですね。


今まで破魔矢を授かったことがなかった方も、ぜひ2017年は初詣の際に立ち寄ってみてくださいね!

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